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【ボカラトン(米フロリダ州)瀬尾忠義】先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に出席中の谷垣禎一財務相は7日朝(日本時間7日夜)、2日目の会合に先立ち、スノー米財務長官と会談した。谷垣財務相は外国為替市場の円高ドル安傾向に関連し、スノー長官に対して「経済の基礎的条件を逸脱する為替の投機的な動きには、それぞれの国がしかるべき対応をとるべきだ」と表明し、直接言及しなかったものの、政府・日銀の円売り・ドル買い介入に理解を求めた。
スノー長官は関心を持って聞いていたという。会談後、谷垣財務相は記者団に「為替問題については米国の理解を得られたと思う」と語った。
また、財務相は会談で、政府の1月の月例経済報告に3年ぶりに「回復」の言葉を復活させるなど、日本の景気が緩やかながらも回復過程にあると説明。そのうえで、銀行への予防的な公的資金投入制度の新設や、日銀の量的緩和拡大によるデフレ克服策などの政策努力で持続的な回復を目指す方針を示し理解を求めた。
これに対し、スノー長官は財政赤字問題に関しては、歳出抑制などを通じ今後5年間で赤字を半減させることなどを表明した。
[毎日新聞2月7日] ( 2004-02-07-23:07 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040208k0000m020015003c.html