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(回答先: Re: 当世給料事情／７止 電機メーカー ”工”はこんなもんかな 投稿者 Ｍ 日時 2004 年 1 月 28 日 00:04:39)
当世給料事情 第１部／読者反響 高い？安い？これくらい？
バブル崩壊、デフレ経済でサラリーマンなどの給料は大きく変わりつつある＝東京都千代田区で、森田剛史写す
１月５日から連載した「あなたの値段〜当世給料事情・第１部」に、数多くの読者から意見、情報、自らの経験談などが寄せられました。第１部では、銀行員や公務員などの給料を取り上げましたが、読者の反応はまさに千差万別。給料が高いか、安いかの判断は、立場や視点によって大きく異なるようです。読者の反響の一部を紹介します。
「あなたの値段」第１部では、（１）実質国有化されたりそなグループ（２）大手銀（３）地方金融機関（４）生損保（５）高級官僚（６）地方公務員（７）電機メーカーの給料を取り上げました。
◆銀行員へ
◇業績悪化なら減給は当たり前／企業間格差の大きさに驚き
◇税金で首つながり幸せ／もっと一般の人の痛み分かって
★りそなグループ社員の年収の記事で「この年齢で、この低所得」という事例が大きな見出しになったのは気になる。「あなたも我慢しなさい」というメッセージとして、企業経営者の言い訳にいいように使われる。大企業でも、単純な事務作業で高給を得ている社員もいるし、働きに応じた高給を得ている社員もいる。低所得の人たちばかりを取り上げてほしくない。デフレから抜け出す兆しが見えた今だからこそ、仕事の成果が出ている社員をきちんと認めて、昇給させている会社を取り上げてほしい。＝東京都荒川区、会社員、岡安祐子さん（３４）
★私が職を求めて求人誌を買った時、年齢条件をクリアできたのは全体の約５％。そんな中、「遅い時間まで働けます。融通の利く人間です」と売り込み、やっとサービス業に雇ってもらえるメドが付いた。りそなグループで年収カットと言われても、「その水準では、まだまだ……」という印象だ。税金で首をつないでもらったりそなの社員たちは幸せだ。本当に公的資金投入の意味を自覚しているのだろうか。＝横浜市青葉区、アルバイト、志田和美さん（４１）
★りそなの社員は、恵まれていると思う。一般企業の社員も、賞与ゼロ、給与カットに陥り、生活もローンも非常に苦しい。なぜ銀行員にだけ生活支援融資制度があるのか。中小企業は銀行の厳しい資金回収で倒産するところもある。もっと一般の人の痛みをわかってほしい。＝千葉県市川市、会社員、男性（３５）
★りそなグループの社員年収３割カット、賞与ゼロは確かに厳しいが、平均年収４８０万円、融資担当主任（４１）の年収４００万円、支店長の年収１０００万円は低いのでしょうか。りそなの社員は今までもらいすぎていたのでは？ 銀行・国から見放され、家族や社員の家族を思って命を落とす小さな町工場の社長、会社がつぶれて家族のために必死に就職活動をしている中高年が大勢いる中で、国に救われて失業もせず、まだ恵まれた境遇なのに、いかにも可哀そうというふうに書いた記事を見すごすことはできませんでした。＝山口市、会社員、帖佐剛さん（３１）
★公務員の待遇、特に給与に強い反発を覚える。税金を払っている我々は「公務員の経営者」だ。税収（利益）が減れば、給与カットなどリストラするのが当然なのに、なぜ平気で、記事にあるような待遇を受けているのか、本当に納得がいかない。役所の窓口での接客態度の悪さは目に余る。民間と公務員の待遇に差をつけてしまったため、公務に就きたくて公務員になるのでなく、厚遇を受けるために公務員になる人が増加。質が落ちているように思える。公務員の待遇は民間（中小企業）以下にすべきだ。＝神戸市灘区、会社員、谷野雅弥さん（２７）
★「次官の退職金が９０００万円」なんて信じられない。「公務員が多い国は滅ぶ」というのは本当だ。汗水流して、ストレスを抱え、やっと利益を出す私企業と違い、公務員は税金を湯水のように使っても、誰にも文句を言われず、ちゃっかり頂けるものは頂いている。私は８年前にある機関から派遣され、海外で働いたことがある。官公庁からは、専門家という肩書で派遣される人たちがいて、我々民間人の２倍の手当をもらっていた。公務員は、国民の税金を使っていると自覚してほしい。一層の情報公開や市民オンブズマンの充実が不可欠だ。＝東京都練馬区、教師、女性（５８）
★私は東京都内の区職員になって３年目になるが、連載で地方公務員の給与が取り上げられたのを読んで、疑問を感じた。「全地方公務員の平均年収が７４３万円」と書いてあったが、私は３００万円に行くかどうか。それなのに「地方公務員は給与をもらい過ぎ」と思われるのは、納得が行かない。私の職種は給食調理だが、記事の「公務員の給食調理員は、仕事の密度に比べてもらい過ぎ」との声も撤回してもらいたい気持ちだ。どんな仕事でも密度は濃いはずだ。＝東京都杉並区、公務員、女性（３５）
★市バスの運転手です。バブル期、民間が好景気に沸いている時、我々の薄給は無視された。だが、現在は、民間が下がっただけなのに、我々が批判される。我々は、社会的な地位が低いし、勤務も不規則で体調管理もきつい。それに伴う家族の犠牲などを推し量れるのだろうか？ 最も尊い人命を何十人も安全に輸送する仕事の対価が安くていいはずがないと思う。なぜ、年間６００時間も残業があるのか。盆も正月も休まず、残業をしているためだ。確かに民間バス会社の給与は不当に低い。でも、低くて良いのだろうか。高級官僚のように、何もしないで給与をもらっているのではない。
皆が年収３００万円で良いのだろうか？ 年収が自分より高いのを批判するより、高くなるよう努力すべきだと思う。ねたみは、情けない。＝大阪府高槻市、市バス運転手、男性（４０）
◇役人と金持ちが高笑いする「小泉改革」−−「年収３００万円時代を生き抜く経済学」著者でＵＦＪ総合研究所主席研究員・森永卓郎さん
「年収３００万円時代……」を書いた目的は、小泉改革批判だった。「今の政策を続けていたら、多くの国民の年収が３００万円になる」と言い続けてきたが、これまでは国民に実感がなかった。しかし、りそなグループのような大企業でも賃金が大幅に低下する現実を見た国民が、ようやく「本当かもしれない」と感じ始めた。
一方、私の調べでは、不良債権の売買などで短期間で荒稼ぎする「ハゲタカファンド」は課長クラスで１億円程度、その上司で１０億円程度もの年収を得ている。実は小泉改革とは、役人と金持ちが高笑いする国づくりのことではないのか。
公務員の待遇も、民間と比べて異常に厚くなっている。公務員が悪いことをしているわけでも仕事をサボっているわけでもないが、民間労働者は休みも取れず、労働基準法無視の長時間サービス残業を繰り返している。相対的に見て役人の独り勝ちになっており、そういう経済状況にしていることが問題だ。
統計にも表れない世界で、集中してお金を獲得し、税金も支払っていない人種がたくさんいるというのも、日本の病理だ。「あなたの値段」は従来の新聞になかった企画だが、このような問題も取り上げてほしい。確かにハゲタカファンドやヤミ金融業者などの取材は困難だが、明らかにしなければならない。（談）
（毎日新聞２００４年１月２６日東京朝刊から）
>★「次官の退職金が９０００万円」なんて信じられない。「公務員が多い国は滅ぶ」
ボーナスだって。
＞★市バスの運転手です。バブル期、民間が好景気に沸いている時、我々の薄給は無視された。だが、現在は、民間が下がっただけなのに、我々が批判される。我々は、
悪いけど無視されていいのじゃないの？この程度はさっさと民営化すればえーじゃないの。
先般、お代官様からのお達しを頂戴したが、このお代官様は相当な緊張感を感じてるようだった・・・「体制変更も視野にいれておけっ」とね・・・
これに比べて
度々近所のお役所を訪れるが、おばちゃんコッパ（外注も増えた様だが）のホケーッとしたねむたい態度には呆れる。アホはいないと思いたいのだが・・・
途中だが寝る。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。