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(回答先: Re: 小泉首相(最高司令官)はなぜ「自衛隊派遣継続条件(撤退条件)」を言葉にしない! 投稿者 田舎暮らし 日時 2004 年 4 月 08 日 16:43:19)
田舎暮らしさん、どうもです。
いったん派遣した軍隊を何もないまま撤退させるというのは難しい話です。
だからこそ、実際に撤退するかどうかは別にして、“後ろ指”をさされないかたちで撤退条件を用意しておくのが賢明な政治家の努めです。
>・・・言葉に出せば、派遣問題に対する失敗を認めることになる。
サマワで「人道復興支援」をしたことは事実なのですから、それが立派な活動であるを再確認し、その成果も誇ればいいのです。
>小泉政権だけでなく、(その後で、何処が政権とっても同じだろうが)現政権が転覆する。
小泉政権が倒れてもかまわないのですが、無駄な派遣だったという印象ではなく、有意義な派遣だったことを謳いつつ、それができない状況で武装した部隊が居続けるのはかえって刺激を与えることになりイラクの平和回復を遅らせてしまうなどの説明をつけてことを運べば、称賛されることはあっても政権が転覆に至ることはないと思います。
>よって、よほどのこと(例えば、自衛隊隊員のかなり多くの命が犠牲になる事態)以
>外は認める筈が無い。←このような悲惨な事態になっても、小泉は何を言うやら・・・
メディア報道を中心とした現状の「イラク問題」認識では、自衛隊に多くの犠牲者が出ても、「テロに屈するな!増派を!」という掛け声が沸き起こる恐れがあります。
このようなかたちで前のめりになって「イラク問題」に介入の度合いを強める愚を避けるためにも、現時点できちんとした対応が必要だと思っています。
>撤退に繋がるような、上手い「逃げ道」が出来るか否か・・・何か無いものかしらん。
いろいろな意味で相手のある話ですから、情勢の変化をたくみに利用しながら、「逃げ道」をできるだけ多く用意し続ける必要があると思っています。