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(回答先: Re: 撤退で政権転覆はなし:情勢の変化を利用するだけの話で、これまでの活動成果は高らかに誇ればいい。 投稿者 鼻曲がり 日時 2004 年 4 月 08 日 17:54:58)
鼻曲がりさん、どうもです。
>ここで考えられるのは、すでに小泉首相がイラクに自衛隊を送ったとき、どのような
>状況下でも撤退はしないということを読み込んでいたと考えています。つまり日米同
>盟を優先したということだといえます。
>今までと違った日本、首相はそれを考えていたと思いますが。
米国がベトナムから撤退しソマリアからも撤退したように、「どのような状況下でも撤退はしない」という派兵(戦争)はありません。
外部条件に縛られたり規定されるだけではなく、状況を利用して“後ろ指”をさされたり笑いももにならないかたちで選択が主体的にできる道を広げておく必要があります。
小泉首相はその可能性がありますが、「どのような状況下でも撤退はしない」というタガを自分に課すのは戦前・戦中の軍部とまったく同じで、愚の骨頂です。
戦争も辞さずという“タカ派”ならなおのこと、撤退を含めて部隊を動かす自由度を高める努力をしなければなりません。
米国ブッシュ政権の意に沿うというのは、対米追随であっても日米同盟ではありません。
それぞれが自国の利益を実現するために他国と軍事行動を伴にするのが同盟です。
(最低限の義理は果たしたと思わせる言動も必要なのです)
たとえ「どのような状況下でも撤退はしない」という心構えであっても、最高司令官は撤退しても政治的影響を最小限にとどめる策を講じる必要があります。
それができない最高司令官(首相)はその任から辞するべきです。