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(回答先: 「左翼的言葉」が躍動しているだけという印象を受けています。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 02 日 21:25:01)
あわてて書いたものですから。本音はジャコバン=左のポナパルティズムに支配されたくない、それだけなんです。
> スパルタクスさん、初めまして。
いえ、あわててスパルタクスと打っただけでスパルタコスですよ。否、黙っておれない気持ちがそうさせたと言えるのですが。
>「左翼反対派」という政治的用語を使ったものとして、レスをさせていただきます。
>「さざ波」は時々覗かせてもらっているので、そこで長壁さん的心情が少数派であることは理解しています。
私はそれだけでもう十分です。ありがとうございます。
>失礼ながらタイトルとさせていただいたように、スパルタクスさんの投稿には「左翼的言葉」だけが躍動しているいう印象を持っています。
「左翼反対派」的心情を左翼的用語でつないだ文章でしかないという評価です。
>(「さざ波」も総じてそのような印象を受ける投稿が多い。鎌倉太郎さんは別種としても、数名の方の投稿には魅力を感じています)
内容がないよう。でもいいや。なんて自己満足・・(^p^)
>先走って批判をすることは控えたいので、書かれた内容をもう少しご説明いただければ思っています。(阿修羅の読者が「さざ波」を理解するいい機会になるはずです)
>列挙というかたちになりますがよろしくお願いします。
いえいえ、いいんです。どうも
>● 左翼反対派の原則がテロリズムへの心情的共感でないという事は分かって下さい。
すっと「テロリズム」と書かれていますが、テロリズムの定義と原則を外れてテロリズムに心情的共感を覚える条件は何か(あるならば)?
テロ戦術は基本的に左翼はねっかえり主義としてレーニンに批判されております。労働者階級の生活・労働と歩調を合わせて息長く闘争を続ける気があれば、安易にテロ賛美に流れるはずはないと思うのです。テロに心情的共感を覚えるのは労働者階級の生活向上のための社会改革に辛抱強く取り組むのではなく、怒りの感情に支配されて周囲が見えなくなっているからだと思います。その、ほとんどはマルクス・レーニン主義の理論的探求ではなく、その時の気分で過激な方向に走っているのだと思う。
● 長壁氏は、政治的には、極左に近い立場の人であり、理論より所感を重視する人である。
「極左」というのは、「過激闘争主義」ないし「極左冒険主義」の意で使われ、理論的なものではないと理解してよろしいのでしょうか?
そうです。労働者大衆から孤立して、少数精鋭で革命を起こすのはブランキズムであって、マルクス・レーニン主義ではないと思います。しかし、その意味ではボルシェビキは、レーニン自体マルクス・レーニン主義から逸脱した行動を取ったのではないか、あれは日本赤軍と同じではないかとも思うのです。10月革命は間違っていたのではないかと思います。レーニンらは10月後、労働者階級に敵対して、セクト主義・少数精鋭主義に凝り固まっていったのではないか。レーニンがマルクス・レーニン主義に逸脱する。おかしいと思うかも知れませんが、私には10月以後のレーニンにそういったものを感じるのです。
● さざなみ自体のスタンスはマルクス主義であって、イスラム反動への共感ではない。
マルクス主義とは何かはあえて問いません。
「イスラム反動」とはどのようなものを指しているのでしょうか?
その後ろに書かれている「彼らの反動的・封建的体質」を敷衍していただくかたちでお願いします。
タリバン、サウジアラビアを始めとする湾岸王室、インドネシア・バングラデシュ・パキスタンの武装勢力をイメージしました。彼らがいかに宗教的な装いをとろうと、女性抑圧・地主・ブルジョアの同盟軍としての本性を持っているように思うのです。インドネシアのイスラム原理主義組織は国軍と結託する形で発展してきました。パキスタン・バングラデシュも地主制であり、これらの社会問題を根底から問う事なく、彼らは排外主義に訴えていると思います。詳細については後ほど述べたいと思います。
● 理論は重要である。スターリン主義者が労働者階級のために民主主義を重視した事はあまりにも少ない。
「スターリン主義者」の指標及び内実は?
感情的になっていたので、深く考えてない文章だったのですが、ここでは党組織全体のまとまりばかりを重視し、個人の意見というものを全く認めない、民族主義的な社会主義者・左翼を指します。
それを踏まえて、「この板が安易にマルクス主義を一般化するなら、それなりに今後、反論させて頂きたいと思う。何故ならそのような一般化によって、これまで激烈にかわされてきた反スタ議論が無化されるからだ。これまで、粛清や内ゲバによって、多くの議論が同じ共産主義者として無化されてきた。簡単に一緒くたにされてたまるか。同じ穴の狢として、大切な事を訴えてきた者が抹殺されるのだ。ソ連・北朝鮮内部でなされた議論にも見落としてはならないものがあるんだ。彼らは粛清されてしまっても、同じ共産主義者として無化されてたまるか」という重要な訴えに応えさせていただきます。
● 共産主義=テロへの心情的共感ではない。共産主義者の中にも、より無政府的な考えのもの、より全体主義的な考えのものがいる。
>「無政府的な考え」とはどのようなものか?
>「全体主義的な考え」とはどのようなものか?
全体主義的な考えとは、今の代々木や北京官僚の事を指します。左の国家主義・国益主義者。全体の利益になるなら、一部の文句は封じ込めよという思想です。
無政府主義的とは、現在の官僚的・中央集権的な共産圏国家を否定し、労働者階級による自治・合意を最大限に尊重する主義です。国家官僚・指導・被指導というものをできる限り、なくす方向の考えです。代々木や北京やピョンヤンにはそのような考えが見られませんが、私は経済的に弱い立場にある者の個の意見が最大限に通る世の中にしないといけないと思います。まとまりはできる限り、小さい方が良いのではないか。右でも左でも、巨大な力で上から押し通す奴をできる限り出現させないこと、これが政治で一番大事な事と思うのです。
>それらの回答を踏まえて、「それを一緒にくたにして無化されてしまったら、殺されるも同然だ。そんな事は許さない」の意を考えます。
● 例えば、タリバンに迫害されるものと、タリバンを同じアメリカに迫害されるアフガン人として見て良いのだろうか?
>どのように見るべきだと思われていますか?
言うまでもない。別物だと。米帝に反対する時以外はタリバンは支配層だ。彼らの労働者階級・少数民族へのテロは断じて許すべきではない。
● まともな議論をせず、帝国主義への対抗策が練られないなら、労働者階級も結局大日本帝国と同じ運命を辿るぞ。
>「帝国主義」の指標や内実は?
その後ろで書かれている「帝国主義者の思想は、タリバン同様、封建主義や男性優位主義、同性愛・マイノリティ迫害と結びついているだろうが。」との関わりを含めて説明をお願いします。
何故、帝国主義は上記思想と結びつくのでしょうか。それは戦争せねば生き残れぬからです。戦争して、軍需を喚起して不況を乗り切る。この繰り返しをする場合、マイノリティや女々しい考えは不要。さらに軍国主義は産めよ、増やせよで、自民族を絶やさない思想と結びつく。人口増に貢献しない同性愛は排除されるのです。
>また、「大日本帝国と同じ運命」とはどのような運命ですか?
下の部分の意見を一顧だにせず、独善で破滅へと突き進んだ運命です。
● 労働者階級がイスラム原理主義で団結するのが帝国主義にとって一番の脅威か?
労働者階級が共産党のもとに団結するより脅威でしょうね。
イスラム主義がどれほど、帝国主義者・地主・国家権力と結託してきたか。サウジやクウェートの王室と米英の結託。インドネシア・バングラデシュ・パキスタンの軍・諜報機関との結託を見れば、彼らが反動である事は明らかだ。ただし、全てではないが。イスラム原理主義と言っても、米帝に反共目的で育成された者とそうでない者は分けるべきだろう。イスラム主義者と言っても、労働者階級から支持され、帝国主義と真に戦う者もいる訳だから。
>「労働者階級」の指標は?
なんらかの形で常に労働しないと食えない者です。資産的余裕の全くない者をさします。貧乏人の事。
>最後の「日本では議論できる余裕がある。だったら、尚更、安易に自爆テロに共感する前に戦術のあり方に徹底的に議論すべきだ。パレスチナ人の事を思えば尚更、パレスチナ人ができない議論をやるんだよ。議論を一切やめて、自爆テロに共感で一致団結するだけで解決するとは思えない。パレスチナより自由があるなら、パレスチナではできそうもない議論をやれ。制約だらけのパレスチナでもできる事ばかりするな!イスラム原理主義への共感なんて、パレスチナやイスラム社会では、いつでもできるのじゃないか?まともな議論をせず、帝国主義への対抗策が練られないなら、労働者階級も結局大日本帝国と同じ運命を辿るぞ。労働者階級がイスラム原理主義で団結するのが帝国主義にとって一番の脅威か?帝国主義者の思想は、タリバン同様、封建主義や男性優位主義、同性愛・マイノリティ迫害と結びついているだろうが。民主主義が曲がりなりにも守られているなら、最大限に使うべきだ。翼賛主義者はいらない。」は、どうも内輪話という感じがするので、長壁さんを中心とした「さざ波」の同志間で徹底的に論議し、結論的なものを阿修羅に投稿してください。
すみません。