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(回答先: レスありがとうございます。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 04 日 13:57:33)
>ヤクザの幹部のなかにも、どうしようもないワルに「義理と人情」を教え、
>世間に迷惑をかけないワル(ヤクザ)に育てているという認識を持っている
>人は少なくないはずです。
たしかに私もそのひとりです。 ヤクザは嫌いです。
しかしヤクザに限定されたことでは決してないですね。 この「ヤクザ」を、警察や官僚や立派な社会人と置き換えて、「義理と人情」を、利権や利益に置き換えると すっぽり当てはまる。
話はチト変わりますが、暴対法成立の背景に、暴力団の情報や資金源を絶つ意図で、ある意味、均衡を保っている実態を知らない若い世代(純粋培養の輩)からの発想で施工となった。
結果、資金源は警察組織が暴力団に成り代わり外郭団体をつくって横取りし(やることがえげつない)、当然、暴力団は地下に潜り、さらに悪質化し実態を見えなくするように変貌し、警察には(重要な)情報提供をしなくなり、警察の検挙率の昨今の低くなる原因となる。
これは世界の史実が証明済みの事柄であり、安易に予想できたことです。 暴対法成立に異を唱える人も少なからずいたが、これは暴力団・ヤクザの定義と歴史・実態を理解せず、無視して施工したことによるなるべくしてなった失敗例。 木をみて林をみない・・と云うか、暴力団排除は正論であることは認めるが、「やり方」方法がとくに拙かった。 警察組織が暴力団追放キャンペーンを、警察御用組合のマスコミと一緒になり声を大にして訴えている背景には、予算と人員を確保し、組織をより肥大化する目的のもとに行われているもののひとつ。 その意図をもって喧伝されている為、一般の人たちには実態を知らない、また知らせ無い性格を持つ、独特の社会である暴力団・ヤクザ(ここでは一緒にしますが、勿論情報公開する筈も無い)を、大衆に刷り込む必要もある。
例えですが、北海道人は羆に出遭ったひとは殆どいません。 何十年も住み続けても、見かけることすら稀有なのですが、旅行で北海道を訪れた人で、羆に出遭ったという人の確率は多い。
もちろん本気ではないのでしょうが、現代のヤクザもこの例に近く、また一般人に現代ヤクザ
が容易に見分けられるようではいけなくなっている側面もあります。 しかし、「威力」が彼達の武器であることに変わりは無いですが・・・。