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(回答先: 「スペインはテロに屈した」という奇妙で頓珍漢な言説 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 16 日 23:48:33)
私には、「スペインがテロに屈した」とい
う言説は、結構容認できるし、理解もできる
んですけどね。
私のようなパンピーは、理屈ではあまり考えない。
単にテレビや新聞で語られている論調がメジャーな
ら、メジャーなものや流行に即したものがお得と考え
るので、はあ、そういうもんなんだな、と。なるほど、
ちょっと変わってる気もするけど、そういう風に考えれ
ば、世の中の潮流に乗り遅れないし、仲間はずれにもされ
ないんだから、わざわざメジャーな言説に疑いをもったり、
斜に構えたりするだけ、損というものです。
それが、時の首相や大統領だったら、その連中があまり気に
食わない輩でも、まあ偉い人だし、偉くなる為にはちゃんと
信用ができる人間になるようなトレーニングを積んでいるハズ
だし、調査能力もあるだろうと。しかも、国民の選挙で選ばれた
んだから、民主主義のデュープロセスに則っているわけだし、たと
えちょっとした間違いがあっても、本当の間違いは犯さないはずだと。
そうでもなければ、学校で先生を尊敬して、学業に励んだり、出世を
目指して勤労するなんてことも、全部価値のないバカバカしいことになっ
てしまう。テレビニュースや新聞の情報は、95%の真実と、3%の不確実
と、2%の嘘くらい、という感覚が普通だから。
そもそも911の時にブッシュが、「テロに屈さないために、アフガンに戦争
を仕掛ける」なんて言った時に既に、「ほおお、なんかよく分からないけど、すご
い積極的な考え方だな。それに引き換え、及び腰の日本ときたら。さすがに、大国ア
メリカはかっこいいし、かなわないね」などと漫然と考えていたので、イラク戦争に自衛隊を派兵した日本は胸をすく英断をしたが、スペインは及び腰の失態を演じた訳だ。