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(回答先: マルクスの間違いは私有財産の否定だった U 投稿者 鼻曲がり 日時 2004 年 2 月 19 日 07:52:49)
うーん、鼻曲がりさんの考えるそれはどういう社会なのでしょうか。
指摘されたポイントは面白いのですが、労働の売り買いのない社会とはどういうも
のか、というような対案やビジョンがないと・・・。
私が想像できたのは、、例えば全ての個人がNPO法人のようなものを立ち上げ、
また運営し、共鳴する人がボランティアで手伝う、または特定のNPOから枝分かれ
したミニNPOのようなもの(通常の会社の部署や子会社の代わりに)を立ち上げた
りネットワーキングして運営する、通貨や公共事業は中央政府やその管轄下の銀行が
一括して扱うのではなく、各自治体で基金を集めて行ったり、地域通貨のようなシス
テムにするというような構図なのですが、そのようなものであれば、プルードンや、
エンデなどが提唱したシステム、またはトフラーが予見したようなシステム(一連の
内容はマルクスも含め、さわりを目にした程度で精読したこともないので、詳しくは
知りませんが)に、既に近いものがあるのでは、という気がしますが、どうでしょう?
上に挙げた人達よりも、マルクスの方が知名度はあるのでしょうが、私は共産革命論
については私有財産の禁止という以前に別の大きな問題があると思っているので(そ
のあたりについては、別の機会に書いてみようとは思います)、上に挙げたような新
旧の別の思想家の概念を検討するなどとした方が、マルクスを下書きにするよりてっ
とり早いと思います。
いずれにせよ、ポイントは面白いと思いました。