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Re: 今の日本の右派は日本史上最低最悪の右派だ
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投稿者 鼻曲がり 日時 2004 年 2 月 04 日 16:46:24:reqgioM2ZVV6Y
 

(回答先: 今の日本の右派は日本史上最低最悪の右派だ 投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 2 月 04 日 09:54:23)

スパルタコスさんへ
 やっとメールが開通しました。サーバーが変わったためいきなり切り替えられてしまいました。それで月曜日、火曜日のメールは受信できませんでした。 
 
話は変わりますが、文章読ませていただきました。おっしゃっていること私もまったく同感です。どんどん右傾化していく社会、ただただ黙ってみているだけかという思いです。ほかに方法がありますか。
 ただ私の元に楢篠賢司氏から、本の出版案内という手紙が来ましたので何らかのヒントになればという気持ちで紹介します。なぜならスパルタコスさんのメールの中で、平安時代と現在の社会を比較して、どんどん悪くなっていくといっておられますので、なぜそうなのかということのヒントになればという気持ちからです。
 

 「突然のお手紙大変失礼かと存じます。どうぞお許しのほどお願い申し上げます。
私は、ある場所で貴方様とお会いしている者です。現在の世界を観るとき、このままでいいのかという思いに駆られ、長年の夢であったペンを執り書き上げた次第です。
 日本が現在置かれている立場、国際化の嵐の中で、きょう元気な会社であったとしても明日はどのようになるのかという想いに駆られる毎日ではないでしょうか。また現在うまくいっている会社であったとしても、子供の代になったときのことを考えると、現状から判断して、気が休まることはないと私自身の体験から導き出すことができます。

 なぜなら日本から仕事が離れ、労働力の安いところへと際限のない競争の世界に入ったからだといえます。そして現在日本の置かれている状況が、いっとき景気上昇があったとしても製造業にとって次に来る生産過剰からの仕事量の減少、本来仲良くやっていかなくてはならない人間の社会にあって、勝ち組と、負け組みがあるという形で線引きをしてしまう、そのことが異常なことだといわなければなりません。たとえ現在のところ勝ち組に残ったとしても、この先のことを考えたとき、いやむしろ考えないということにしないと、やっていく気力さえ失ってしまいます。
 いつになったら終わるのか、際限のない競争の世界、なぜこのような社会になったのかを考えると、私なりの独断と偏見による見解になるということをお詫びいたしまして下記のことを書いていきたいと思います。
 文明という名の仮面を被った、心は猿のままの人間が、世界中のいたるところで采配を振るっている。それは今から約一万一千年以前、一人の人間がとった行為から現在まで継続してきてしまったと考えられます。数百万年前、友愛と家族愛に目覚め、猿の社会の愚かさに気が付いた少数の猿が、ボス猿を中心とした群れから離れ進化でいうところの人間への一歩を踏み出した。そして今から一万一千年ほど前までは友愛と家族愛の延長線上にある親族社会という人間性のある社会を築いていた。(日本では今から二千年ほど前まで)そして一万一千年ほど前、世界のとある地域で数百万年間続いた友愛と家族愛の社会を壊し、人を殺戮するために最初の武器を生み出した。それが文明といえるものの始まりである。石器から青銅の剣、やがて鉄の剣に変わり、火薬の発明が銃火器に変わり、より大量に殺戮するための武器が原爆の開発へと繋がっていった。その基本にあるものが猿山のボスの心境である。サル山ではボスは一匹しか必要とされない。やがて一人のボスが世界を統一したとしても、力が弱まったとき二番手のボスとの抗争に明け暮れる。そしてまた新たなボスが生まれ、力が弱まったとき二番手との抗争となり、その繰り返しによりやがて人間社会は滅びていく。トップにいるものはその地位が脅かされるという疑心暗鬼にいつもさらされていなくてはならない。
 この辺の詳しいいきさつは次回の作品に反映したいと考えております。

 本来あなた様にお会いして本を差し上げねばならないところですが、何分にも私には資力がなく、各々の方に差し上げることができかねます。その代わりといってはまことに申し訳ありませんが、今回は案内のみとさせて頂きました。またこれからの人間の社会を考えたとき、多くの方に読んでいただければと考えお手紙を差し上げる次第です」
 
 以上の手紙を貰った者です。作品は文芸社が出版している「人が人を使って利潤を得ても良いという権利、人はそれを誰に貰ったのか」という著作です。私も著者とは長年の付き合いをしている者で、鼻曲がりというメールネームはその本に私なりに感動したことから作者の了解を得て使っています。なぜこのような社会になったのかを詳しく書いておりますので、これから私なりに引用し、投稿したいと考えております。

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