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(回答先: Re: 虐待親のおかしさは、虐待するために逆に子供を手放そうとしない事だ 投稿者 シジミ 日時 2004 年 1 月 28 日 06:32:50)
シジミさん、今晩は。
> 今回の中三虐待事件でも祖父母のところに逃げた子供を連れ戻しています。こうした親達は子供虐待そのものを“楽しんでいる”節が見られます。それとともに、親としての世間的対面だけは保ちたいということもあるのではないでしょうか。
> このような虐待親による執拗な連れ戻しを防ぐことが必要です。私は虐待される子供たちを親から完全に引き離し、別の子供を望む親に育ててもらうような通路を作ることが必要だと考えています。(戸籍上の実子・養子という区分も廃止すべきと考えています。)
時々TVでも紹介されますが、三世代以上の大家族では、代々、お祖母ちゃん達が協力して、若い父母の替わりに子育てをしています。
また、これも今では減っていますが、子沢山の家では、上の子が下の子の面倒を見るので、傍から見るほどには父母の負担は大きくない模様です。
私の近隣でも、五つ子が誕生し、40そこそこのまだ若く見える祖母が、勤めを辞めて子育てに専念していました。
生活に余裕があれば、ベビーシッターを雇ったり、その後は全寮制の中高一貫校に入れたりすることも、選択肢かもしれません。
また、子育てには経済面だけでなく精神的な余裕も必要です。
しかし現実には、貧富の差が拡大傾向にあり、核家族化も進行しており、経済面・精神面ともに余裕のない親は、今後とも増加してゆきそうです。
国家が[大家族→核家族]を推進する政策を採り、地方の大規模農家や都会の大店(おおだな)も姿を消していく以上は、産み放し親の代行を社会の負担で行うしかなくなるでしょう。
何れにしても、一度でも酷い虐待をした親からは、子供を永久に引き離すくらいの強い方策を採らないと、子供は救われないし、例え死ななくても一生トラウマを負うことになります。
酷い虐待をするような親が教育で改心するとは思えないし、親子関係は密室で営まれるため、外面が良い内弁慶の親ほど、周囲を欺いて子供に辛く当たる可能性が高いと思われます。
親子の絆は絶対的なものではありませんが、そう思える人々は少なくとも、幸せな親子関係の中で育ったとは言えるでしょう。
悪質なケースを懲役刑にすることは社会的な要請と思われますが、軽症のうちに発見されたなら、それらの親に対し、養護院などにおいて、衆人環視の下に(密室での虐待を避けるため)、弱者を介護するボランティアを義務付けることは、教育効果があると思います。