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(回答先: うまく説明できないのですが…… 投稿者 エンセン 日時 2004 年 1 月 27 日 22:13:13)
エンセンさん、こんにちは。
しばらく言葉が浮かんでくるまで待ってました。
ってか、エンセンさんのいいたい事はわかるけど、
限界があるような気がして。
まだ全部すらすらと書けるわけではないけれど。
エンセンさんは子どもに対して、
そう言うことしない人だから「わからない」かもしれないけれど、
残念ながら、「虐待」が癖・あるいは習慣になっている親は
そんなに簡単に「改心」できないと思うし
そんなに簡単に「自ら虐待を止める」ことはできないんじゃないの?
と感じています。
(tea.timeさんもれれれさんも
それはうっすらと認識していらっしゃるような気がしました)
こういう事件が起きると、「痛ましいな」と思いますし、
記事を見ているだけでも、正直しんどくなるのですが、
(実際に読んでると体がこわばってきます)
同時に「昔からごろごろあったでしょ」とか
「起きても仕方がない」というあきらめに似た気持ち、
そして今まで出てこなかっただけでやっとその事を公にいいやすくなったから
こういう事件がよく報道されているのだなと思うのと、
「なんで今ごろ世間はこんなことでガタガタ騒いでいるのだろう?」
という、非常に冷ややかな冷めた気分になってしまうのです
(たぶんこれは何かに怒っているのだと思います)。
だいたい親が自分で気がついてそれを止める事が出来れば、
そもそもそれは「虐待」ということもないかもしれないし、
すぐに厳罰にするという何らかの罰則を決める必要はないかもしれません。
(親が子に対してする「家庭内暴力」という点では
度を越した場合に罰せられる必要はあると思います)
「病気」を治すという観点はありだとは思うんだけど、
そもそもその「病気」を引き起こす根本を見極めないと、
どれだけシェルターを作っても行政が頑張っても周囲が注意しても
付け焼刃かなと思います。
これが「病気」だとした場合に
何を「治療」したらいいのかな〜?と思います。
「親子がもとのあった家族のように仲良く」というのだけが
「病気が完治した」後の状態とも思えません。
場合によっては本気で引き離さないと辛い場合もあると思う。
だから、「病気」として見るのは正直に言って無理がないかな。
それに、虐待されて親が怖くなった子どもにとっては
すぐには無理そうだし、第一プレッシャーじゃないのかな。
それに外から見て明らかに「虐待」でも、
子どもにしたら「自分の親」だし、場合によっては
「自分が悪いんだ」と思っている子どももいると思います。
逃げ出すともっとヒドイ目にあうという最悪の場合には、
(親がそれを楽しんでいるかどうかは別として)
一時的にかくまってもまた連れ戻されますし、
親は自分に恥をかかせやがってという事で
逆上してますます手がつけられなくなりそう。
そうしたら子どもは「逃げたくても逃げられない」と思います。
逃げたら後がもっとたいへんでしょう。何されるかわからないよ。
そうやって我慢し続けるケースは一体どうしたらいいと思いますか?
シェルター作るだけで解決するのかな…
そもそもそういう人は子どもを一個人の人格として認めてないのでは?
そして親は親で何かのプレッシャーがあるから、
逆に虐待の連鎖の泥沼にはまっていくのでは?
(つまり「親」であろうとするからこそ、周囲を気にしてがんじがらめになるのでは?)
そんな風に感じました。