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(回答先: ヘレン・ミアーズ著 『アメリカの鏡・日本』 --- 大東亜戦争は植民地解放と人種差別撤廃に貢献した。(『株式日記と経済展望』より) 投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 1 月 24 日 17:22:27)
>アジア・太平洋地域の植民地問題は、政治的より経済的なのだ。植民地体制の最もよくないところは、工業先進国である本国が植民地への投資と貿易を管理し、植民地経済を本国経済の従属物として発展させたことである。もちろん、日本も植民地で同じことをした。しかし、日本とアジアの関係においては、日本の生活水準がアジアのほかの地域をそれほど上回っていないために、日本は現地住民が購入可能な価格で物をつくることができた。
中国の解放経済の場合、国を外国の大資本に解放するのであって、農民を解放するのでは決してない。今の中国の沿岸部と農村部の関係は当時の本国と植民地の関係と同じであると言える。馬車馬的な経済発展により、沿岸部の生活水準はあまりにも農村部からかけ離れ始めており、農村部の住民が購入可能な価格で物をつくる事ができているか疑問である。あまりにもアンバランスでいびつな関係が国際的に起こっている。世界経済は、大脳のみを日米欧に残し、胴体の大部分は中国に移転して暴走し始めている。