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(回答先: どうも失礼しました。改めてご説明いたします。 投稿者 ブッシュ小泉 日時 2004 年 1 月 07 日 14:45:23)
>現実には靖国神社にわざわざ外務省の制止を振り切って(かどうかはともかく)
>自分たち夫婦の意志で行ってるのですから
>神殿の前で手を合わせなくったって、
>米国大統領が靖国神社を戦没者の追悼慰霊の場として「認めている」ことは明白です。
>そういう意味でブッシュのこの行為・事実は国際的にも大きいわけで、
>なぜ中国はブッシュのこの行為になんらコメントをしないで無視・放置するのか?
>おかしいではないか、という大意で申し上げたわけです。
米国大統領夫妻が靖国神社に対してどういう行動をとったかわかりませんが、あなたが書かれている「靖国神社を戦没者の追悼慰霊の場」という内容は、中国政府も認めていることです。
中国政府が非難している建前の理屈は、A級戦犯が合祀されている靖国神社を日本国総理大臣たる者が参拝することの非です。
ですから、「米国大統領が米国大統領が靖国神社を戦没者の追悼慰霊の場として「認めている」」ことをもって、中国政府があれこれ言う必要性はないはずです。
>日本政府は中国政府のように公式にロシアを恫喝しているのですか?
>そもそも北方領土は日本固有の領土であるという「認識」を示しているだけで
>「返せ!」なんていう命令は下していないはずですが?
中国政府の靖国神社参拝非難を恫喝と形容するかどうかは各人の判断であるように、北方領土を返還しないと平和条約を締結しないという日本政府の交渉の構えがロシアへの恫喝だと形容する人がいてもおかしくはありません。
中国政府の靖国神社参拝非難を命令と受け止めるかどうかも人それぞれで、対ロシア交渉で最大の軋轢になっている「北方領土」返還要求も命令と受け止める人がいるかもしれません。
返還要求は、「返せ!」と言っているのと意味的には同じです。
恫喝の強制力への転化に留意するのが原則であっても、安易に“恫喝”や“命令”と受け止めるのは賢明ではないと思っています。
「北方領土」にまつわるポツダム宣言やサンフランシスコ講和条約については、
「正月早々失礼な物言いですね」
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/148.html
を参照してください。