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(回答先: 「人質解放」のほうが「小泉内閣打倒」よりも結集軸としては有効 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 14 日 21:04:25)
あっしらさん、レス不要とことですので、とりあえず、駄文に芽を通していただいたことには感謝申し上げます。
小生、いまだ考えが「小泉打倒」の頭から投稿しているんだなとつくづく思いました。限界をご指摘いただいて発奮しているところです。これからもよろしくお願いします。
ところで「さすがに革マルシンパだな」と微笑まれたそうですが、このご指摘(または光栄なる評価)について、いかなる意味合いにおいて小生をそう名指しされたのかひとつ気になりました。
私は30年以上も前にはシンパでありました。自分も反安保でカクマル派の主張に共鳴して運動をした体験があります。しかし自分は行動力がないので安保反対の立場さえ自分の人生ではっきり表明しデモを行えばそれでよいという考えだったので、活動家としては長続きしませんでした。その後は普通の学生に戻り、普通のサラリーマンになったのです。
そのご、学生時代に知人であった活動家が権力の謀略(革命家の暗殺です。これによって日本の階級闘争は大幅に遅れ、学生運動も労働運動もいまや力を失っていましました)によって殺害されることに憤慨し、いずれ解明してゆこうと思いました。そして神戸少年事件が発生し、革マル派の多く集まるといわれる「究明する会」の資料で真相が明らかにされ愕然としました。
昨年のイラク攻撃で初めて阿修羅に投稿するようになってから革マル派のサイトがあることを知りました。あとはご存知のとおりです。
謀略問題や新左翼の動きなどには敏感に反応していますが、自分では決してシパではないと思っています。
左翼運動にお詳しいと思いますので、デモにも行かぬしカンパもしていません。したがってメンバーに会うこともありません。このような者を「シンパ」と呼べるのでしょうか。過大評価してくださるのなら名誉なことですが、あっしらさんの文脈からはそうは取れません。
「二段階戦略」という言葉はスターリン主義革命論をとらえる場合に広く代々木系「新左翼」によって広く使われていた言葉です。それを私があっしらさんの人質解放論についてそういう呼び方をしたことがなぜ「さすが革マルシンパ」となるのか、よくわかりません。
革マルシンパという言葉をもちいるときには、よく「あいつ革マルシンパだから気をつけろ」と忠告しあったりする意味合いで用います。いわば暴力団でいう「準構成員」のようなイメージを与えるものでしょう。「警察協力者」なども権力シンパなのでしょう。この程度の「シンパ」についての理解ですが、この場合金銭(左翼の場合はカンパ協力者、警察・公安の場合はご褒美、暴力団の場合はわかりません)が動くのではないでしょうか。
デモや集会の参加もシンパが多数参加しています。
さて私はこれらには一切かかわっておりません。
でもインターネットで「解放」(革マルはほんのわずかしか掲載しませんが)は読みます。参考になるような重要な分析や方針が掲載されているときには、阿修羅の「事象の解析」に供するたたき台として投稿記事にしております。
この点はあっしらさんも同様の観点からから「解放」も「前進」も「かけはし」も投稿されています。
私の問題意識もあっしらさんと変わらないと思います。そしてあっしらさんは革マルシンパではなく私は革マルシンパだと区別されているのかな、と感じました。
私の場合は、はっきりと共産党員であると表明されている長壁さんに共鳴しています。ゆで蛙論の連発には、(志井批判には驚きましたが)反感をもちますが、全体としては彼女の率直な怒りの表明には感銘を覚えています。
神戸少年事件で冤罪と戦っている後藤昌次郎弁護士にも共鳴しております。今回の人質事件では多くの人の投稿に共鳴し、呼びかけには素直にこたえています。本来は自衛隊の撤退と小泉政権打倒の要求があっしらさんもおっしゃるとおり「結果として」二つの要求は同時的に進行する性質を持っているのだろうと思います。その点では私の考えた「まず小泉内閣打倒」も人質問題と統一して薄められるべきものであり、本質的にはあっしらさんの主張とは変わらないのだと思います。
私はいろんな人から影響を受けたい。
教えていただきたい。
阿修羅は修行の場です。
いろんな人のシンパですから、なかんづく「カクマルシンパ」とおよびいただき感謝申し上げます。