現在地 HOME > 掲示板 > 議論16 > 1101.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re:そのとーりだ 投稿者 ファルージャ市民 日時 2004 年 4 月 13 日 08:18:05)
ファルーじゃ市民さん、レスありがとうございます。
私は、連日、3人の日本人のことを思い、仕事も何も手につきません。いささか、生活が破綻しかけています。
国会に行き、署名活動をし、テレビを見、新聞を見、掲示板に意見を送り・・・そして、おなかの底から、憤りと哀しみと、絶望感がこみ上げてまいります。
ここ阿修羅では、そうはいっても、私は「招かれざる客」の身なのですが、ここは、戦争の修羅、日本人の拘束ということとその前にイラクでの米英軍の大虐殺がおこっていることで、「かえるの面に・・・」とやらで、戦争板にも、緊急の依頼をさせていただいています。
さて、私は、9・11以降、ずっと、疑問に思っていたことが、いまだ解けないのです。ここで、批判されてきた「ゆで蛙」意識の問題です。私はどんなに、批判されようが、私をを含む日本人は、やはり、この期に及んでも、ゆで蛙意識から抜けられないのだと、痛感しています。
何が言いたいのかと申しますと、いま、イラクでは、戦争状況ですよね。イラクに口実をもうけて、侵攻し、数万のイラク人を殺し、インフラを破壊し、国土を汚染し、そうした後始末を復興だとか、人道支援だとか、これまた口実をつけて、金儲けにするために、英国や日本を誘い、蛮行を続行する。
こうした、おどろおどろしい米英の思惑に加担することをよしとする日本政府。自衛隊という軍隊がイラク入りし、400億だかの予算を使い、たかだか一万トンの給水(NGOは10万トンの給水)と、あとは、要塞をつくり、そのなかに閉じこもっている?という体たらくならまだしも、このたび起こった、命も顧みず「真の人道支援」にいった今井さん、高遠さん、郡山さんの誘拐も見殺しにするかのような日本政府。
イラクでは米英軍の大虐殺が行われている最中です。子供・女性の手足がふっとび、大量処刑ともいえる地獄の再現が始まっています。そうしたなかでの、反撃するイラク人によって(武装勢力だとか、犯行グループだとかいいますが、米英軍は何勢力というのでしょうか)、日本人が拘束されたのです。
ファルージャでは、すでに、700人のイラク人が殺されています。そうした状況下、日本人を憎しみの余り、殺すこともなく、この酷い状況の改善あるいは、停止、または、日本の自衛隊とは戦いたくないというメッセージを送ってくれる、真に人間性あふれる「サラヤ・アル・ムジャヒディン」。テロリスト擁護というものは勝手に、そう呼べばいい!
私は、この命を賭けた彼等の戦いに、いたく感激し、自分のゆでがえるぶりを恥ずかしく思っているのです。同時に、もっとも、力もあり、発言力もあり、情勢を変えることのできるはずの面々が、のほほんと、訳の分からぬことを口走っているのに、哀しさをを通り越して、呆然としています。
わけても、テレビのゆでがえるぶり。
ほんとうに、今、東京がファルージャの状態だとして、米国のボランティアが3人ほど目の前にいたら、と考えられないのでしょうか。
コイズミコウタロウが米軍に殺され、小泉家が米軍のミサイルで破壊されたとしたなら、コイズミはそれでも、米軍は日本の復興に(壊した後の)きてくれているのですからと、涼しい顔して首相官邸に閉じこもるのでしょうか。
ファルージャ市民さん、私達日本人は、占領軍自衛隊をイラクに出兵させた国の民です。自民・公明・民主はその張本人です。これらは今、がたがた、えらそうに、能書き垂れていますが、こいつらこそ、自衛隊というテロリストをイラクに送ったテロ国家の首謀者です。自国とイラクとの信頼をつなぐ役目をした日本人を、今、見殺しにしようと企むケダモノ集団です。
この期に及んで、家族にも会わない首相なんて、どこの世界にいるでしょうか。
イラクの人から見た視点はそうしたおもいで書かずにおれませんでした。日本人というのは、ほんとうに、相手の立場がわからないというか、足を踏みつけているという感覚さえも、麻痺しているのではないかと思います。イラクの人から見たら、日本人は、人間失格の首相をはじめとする政治家たちのよって、マインドコントロールされた家畜ではないでしょうか。
なのに、彼等は、3人がそうした家畜でなく、ひとりのまともな人間であることをしり、やむを得ず取引の担保としているのです。まさに、これによって、世界が大きく、変わるきっかけにもなることなのです。彼等は、日本政府でなく、日本の声、世界の声を喚起しているのだと思います。同胞が何万反撃の際殺されようが、未来にわたる殺戮を止めるためにこそ、行動しているのです。
日本人は、彼等のメッセージを素直に受け止めた方がいいと思います。ここでも、いろいろ、語られていますが、そうした些細なことはともかく、言わんとしていることは、ファルージャの虐殺をとめろということ、日本の自衛隊も、米英軍もイラクから撤退しろということです。
殺戮集団さえいなくなれば、イラクの人々は、宗教者指導者のもと、シーア派もスンニ派も結束し、立派にイラクを復活します。米英軍がいなくなればさらに混乱するなどよいう、驕った痴呆的セリフは、金輪際いわないでおきましょう。