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(回答先: 仏のスカーフ禁止:メガワティ大統領「異例の不法行為」と批判 [毎日新聞]【学校でスカーフ姿より水着姿を晒すことのほうが問題だ(笑)】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 24 日 03:26:20)
フランス人にとって、イスラム教徒ばかりが増加して、フランスがイスラム教国になって、昔の文化が消えてしまうのではないかという不安も分かる。
イスラム教国とて、一方的に先進国非難をできる立場でもないだろう。インドネシアは、アチェーやパプアの人権問題をどう考えるかが問われているし、マラッカ諸島の宗教紛争も問題だろう。例えば、そこに集まったイスラム指導者達は非イスラム教徒の人権は認めている訳ですよね。スーダンのやり方は?ソマリアの問題などにどういう解決策を考えているのか、知りたい。現在のイランの政治的動乱の原因はアメリカ・イスラエルの挑発・陰謀だけと考えているのか?
それ以上に、もし日本でフランス並に外国人が増えてきた場合、やはり「外国人犯罪が増加してきている」として外国人嫌いの排外主義が高まる可能性はある。事実、そのような排外主義的な動きは日本でもあった。1999年に石原都知事が就任した辺りから外国人犯罪増加を問題にした報道が増えてきたように思われる。フランスをはじめとするヨーロッパ各国の動きに日本の入管の差別体質であるとか、難民受け入れ条件の厳しい日本の未来を考える事ができる。日本人は黄色人種なのに、白人至上主義を支援するサイトが複数あるのはケッタイに思うかも知れないが、不安感があって、欧米みたいな沢山の外国人を受け入れたくないなあ、というノリが一貫して流れている事は確かだろう。地球に難民のいる限り、経済格差のある限り、現在進行形で日本でも直面している問題と言えるでしょう。