現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ33 > 808.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: オランダはなぜ世界帝国になり損ねたか 軍事力を伴わずに経済大国は維持できない [株式日記と経済展望]【国家単位での判断は誤り:オランダの国際金融家が英国を乗っ取 投稿者 あっしら 日時 2002 年 2 月 18 日 22:51:54)
一読して、ナポレオン以前の話なのに「イギリス人」「オランダ人」などという概念を当然のように強調していることにまず私は疑問を持ちました。
自分たちが一体感を持つ「国民」という概念が成立したのは19世紀以降だというのは高校レベルの常識なのに。
ついでに、1689年の名誉革命でイギリスが新国王をオランダから迎えたのも、高校レベルの常識です。
さらにいうと、経済力と軍事力の優先順位は、はっきりと経済>軍事であることぐらい、常識中の常識でしょう。「軍事なくして経済なし」ならソビエト連邦も大日本帝国も崩壊したはずがなく、朝鮮民主主義人民共和国はスイス連邦共和国よりよっぽど繁栄してそうなものだ。
この投稿は「株式日記と経済展望」から引用されたようですが、前半はさらに別サイトからの引用ですね。後半部によって、「株式日記と…」の筆者がどのような考えを持っているかがわかります。それをさらに阿修羅に引っ張ってきたあっしらさん。タイトルにくっつけてある短い一文を読む限り、あっしらさんはむしろこの内容に否定的・批判的なようですが、それならばなぜわざわざここに紹介されたのですか? 明らかに誤った論でも、相手をしなければならない場合もあることはわかります。詐欺師の手の内を推察するためとか、他の人が騙されないためとか。しかし、この投稿は、わざわざ阿修羅に載せる(=阿修羅に来る不特定多数に知らせる)ほどの価値があったのかどうか、どうも私には疑問です。「株式日記と…」の筆者は引用の後必ず自分のコメントをつけていますから少なくとも意図はわかりますが、そのスタイルよろしく最後に再引用者あっしらさんのコメントも欲しかった。
この機会に書いておきますが、近頃の阿修羅には、投稿総数に反比例して「1年後に見ても意味があるような情報」の割合が減っているように思います。投稿するごとにサーバーに負荷がかかっているわけですから、皆さんそれを常に念頭において、阿修羅を利用しましょう。