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本当にアポロは月に行ったのか No.19【2004年1月25日】〜月面でのスチール撮影の不思議[千葉邦雄のニュースの落とし穴]
http://www.asyura2.com/0401/bd33/msg/479.html
投稿者 乃依 日時 2004 年 2 月 01 日 05:43:18:YTmYN2QYOSlOI
 

(回答先: Re: 追加Re: 人類は月には行っていない!【捏造されたアポロ計画】 投稿者 スーパー珍米小泉純一郎 日時 2004 年 1 月 29 日 10:27:24)

http://www.chibalab.com/news_otoshiana/documents/20040125.htm

月面でのスチール撮影の不思議

前回のNo.17のコラム「 人類月面着陸はアメリカ政府の捏造 」に続いて、もう少しアポロついて書いてみたい。今回のコラムでは、NASAが発表したアポロの写真が、どう贔屓に見ても捏造されているとしか思えない部分から触れていきたい。私は写真を大学で学び、現在も写真の分野で生活している。写真光学やライティングということを知っているものにとって、NASAの発表した写真はあまりにも奇妙な点や矛盾が多すぎるし、何か意図があるのじゃないかと考えざるを得ない作為性が幾つも存在している。

何故なら、まるでプロジェクトに関わったスタッフの誰かが、私たちのような写真の特性がわかるものを通して何らかの告発を意図しているかのような、不思議な間違いが、あちこちに巧妙に埋め込まれているからである。

宇宙探査の歴史が始まって以来、人間の歩みは写真や記録映画、最近ではテレビ映像という形で保存されてきた。良いことも悪いことも含め、具体的な記録が差し出されると、「ああ、これが真実なんだなあ」と信じたくなる。

しかし、アメリカの公文館での秘密公文書の発表で、真珠湾攻撃がアメリカの誘導のもとに行われたことが明らかになったが、1991年の湾岸戦争におけるイラクのクウェート侵攻も、やはりアメリカにそそのかされて行われたことがすでにわかっている。サダム・フセインを世界の悪役に仕立てて、自国に関係のない戦争に消極的であるアメリカ国民を欺くために、アメリカの大手広告代理店のプロデュースによって、イラク軍の非人道的行為を示す偽造ビデオや、フセインを環境破壊者に見せかけるために油だらけの海鳥の偽造合成写真をメディアに流したことは、もはや有名である。

衝撃的で、華やかな大キャンペーンであればあるほど、なんだか胡散臭い匂いを感じてしまうのは、私だけなのだろか。そして、あの『ジェシカ・リンチの劇的な救出劇』を思い出してしまうのは、本当に私だけなのだろうか。アメリカが関わっている出来事で突然衝撃的なニュースが流れるとき、いつも、あまりにもタイミングよく出来すぎている。しばらくして時間が経過した頃に、それが米軍によるマッチポンプであったことがわかってきたりする場合が多々あるのだ。

とにかく記録の闇に光をあて、「宇宙開発競争」の前後、そしてまっただ中にいったい何が起きているのかを少しだけ検証してみたい。月面着陸計画から30年もの月日を経て、NASAの写真やオリジナル映像に手が加えられている、あるいは最初からすべてがでっち上げられたという可能性に一部の専門家たちは気づいたようだ。その一部の専門家が「告発者」と呼ぶ人たちが、あらゆる段階で、誰にも気づかれないように「間違い」を埋め込んだ、と考えられている。

私たち人間は、信じたいもの、目に見えるものだけを信じ、それ以外のものは目にはいらないし、信じようともしないものなのだ。NASAが長年の間、私たちの目を欺き続けることに成功したのは、人間にこうした本性があるからで、私たちの目は巧妙に埋め込まれた重要な情報を、いとも簡単に見落としています。それが私たちの悲しい性なのだ。

月面での撮影はハッセルブラッドとエクタクローム160だった

歩行中の月面は、地球の環境から比べると危険に満ちている。写真撮影に際し、一番最初に大きな障壁となるのが熱である。アポロ計画の時代にイギリスのコダック社にいたダグラス・アーノルドによると、こんなふうに説明している。「太陽光の下では、温度は93℃に上昇する。温度を平均化する大気がないから、影ではマイナス129℃になる。フィルムの感光乳剤は高熱に長時間さらされるとひどく痛むので、飛行士たちは日の当たる場所と陰を行ったり来たりしたそうだ」

さて月面に使われたハッセルには、極端な高熱や冷気を遮断するような特別の機能がない。普通のフィルムであれば、93℃の高熱に数分間さらされれば感光乳剤が軟化し、マイナス118℃の冷気に当たるともろくなる。LM(月着陸船)の陰と作業を行う日当たりを飛行士が移動すれば、カメラも極端な高温と低音の間を行き来することになる。

果たして宇宙の放射線や極端な温度差に耐えたこのすごいフィルムは、いったいどのようなものなのだろうか。コダック社のアーノルドは言う。「月面写真に使用されたフィルムはエクタクローム160だ。エクタクローム64より感度が高いほうがコントラストは低く、動きにも強いからだ」

つまりNASAは露出のラチチュード(寛容度)が広いカラーネガフィルムではなく、リバーサルフィルムを採用したようだ。私にすれば、空気のない真空の世界ではコントラストが極端になるから、むしろネガフィルムのほうが柔軟な使い方が可能だと思うのだけれど…。もちろん月面の厳しい条件を考えると、コダック社は良い仕事を下にちがいない。だから、「地球で使うフィルムには、宇宙計画で培った技術がほとんど採用されていないと言ってもいいだろう。フィルムの開発という意味ではまったく何も活かされていない」というアーノルドの言葉は妙に謎めいている。

月旅行というのは人間にとって偉大な功績であり、学ぶべきことは多いし、イーストマン・コダック社のような企業が世界に向けて声高に功績を宣伝しないことのほうが、むしろ驚きである。極端な高温に耐え、X線の影響にも強く、しかも露出のラチチュードが極めて広いフィルムが市場に出回らなかったのは、本当に驚くべきことなのだ。もしコダック社が、このような製品を世に出していたなら、プロの間で爆発的に売れていたことはまちがいない。コダック社が月面で自社のフィルムが使用されたことを声高に言わない裏には、おそらく、何か別の理由が隠されているようだ。オルドリンとアームストラングは月面に一歩踏み出したときに、コダック社の特殊な立体写真撮影用カメラを持っていた。では、初めて異世界で使用されたコダックのフィルムは?……不思議なことに、これについては何の記載も残されていない…。

放映されたテレビ映像を調べると、月面ではどうやら露出計を使っておらず、その代わりにヒューストンが露出値を支持している場面が残されている。明るい太陽光の下で写した直後に陰に移動して撮影する場合、または半分が陰で半分が明るい場所で撮影する場合にもきちんと露出があっているのはどういう訳なのかと、私はもちろん、「アポロは月に行ったのか」を1999年に出版して話題になったメアリー・ベネット(優れた透視能力者)とデヴィッド・S・パーシー(王立写真協会の準会員)共著者スタッフたちも、同じように疑問に思っている。それにフィルムは放射線の影響を受けないのかという疑問もあったようだ。それで彼らは、アーノルドにそのことを質問してみた。

「良い質問だね」とアーノルド。「宇宙にはおびただしい量の放射線があり、フィルムが被害を受けることも考えられる。一番影響を受けるのはコントラストだろう。ただし、実験の結果、CSM(アポロの指令船と居住室。それ自体がある程度放射線から保護されている)内で特別な容器に保管しておけば十分だとわかった」

しかし、もし写真が実際に月面で撮影されたのではないとすれば、フィルムが影響を受けていなくても当たり前である。それに、まだ月面に行っていないのに、どうして月面の同じ条件で実験ができたというのか。真偽の程はともかく、1969年以前には探査船が月に行って地球へ無事に帰ってくるなど不可能ということになっていた。仮にCSMとLM(月着陸船)が特別なフィルムの保管庫を備えているとしても、ハッセルブラッド自体が、月面に持ち出された時点で放射性物質にさらされることになる。

「気圧や温度の調節されたヒューストンの保管庫に眠るオリジナルのフィルムを見ることができる人間はほとんどいないが、私は月面で撮影されたフィルムの複製を持っている。しかし、フィルムには放射性物質の影響など、どこにも見受けられない」とアーノルドは断言する。

                         



                       

アーノルドが持っているのは、アポロ11号の計画のマガジン番号40と名付けられた70mmのロールフィルムを密着で複製したものである。ここで写真の基本原則を基に、アポロの写真を幾つか検証してみよう。

写真の原則1 光は直進し、いかなる場合にも平行な影をつくる。光源が、およそ1億5000 km彼方の太陽だけであれば、すべての影が同じ方向に伸びる。

           

上にある 写真20 は、アポロ14号の着陸地に選ばれた平らな砂漠の写真である。異なる方向に伸びる影から計算すると、光源は写真の中に収まる範囲にあることになる。実際に平行であるはずの影が、ある一点を中心として広がっているために、光源の位置を計算できる。すべての石の影は写真の右下に伸び、 LM (月着陸船)の影は右へ水平に伸びている。それぞれの石をよく見ると、光源は南東と示した線の延長線上、真横ではなく斜め奥にある。 NASA の 写真20 と、

          

彼ら( メアリー・ベネットとデヴィッド・S・パーシーの『アポロは月に行ったのか?』共著者スタッフたち )がコンピューターで編集した 画像21 と比べてみると、彼らが作った画像では、光源ははるか西にあり、影はすべて真東に伸びている。

同じことが下の 写真22 にも言える。こちらはただ影が2方向に伸びているだけではない。写真右上の飛行士は身体の陰になっている面が暗くなく、バイザーにいたっては、陰になっているはずの面に明るい光が反射している。この光は LM からのものではない。自然の環境下では生じえない現象なのだ。右下の石が投じているのが本来あるべき影なのだ。もし 写真20や写真22 のような影が自然の太陽光から生じないとすれば、この2枚の写真は月面で撮影されたのではないということになる。

とすると、この写真は「スタジオ」という完全に制御された環境で、人工の光源を使って撮影されたと推測される。照明やエフェクトに長けたプロの物撮りのスタジオカメラマンであれば、影があちらこちらに伸びないように光を当てることができたにちがいない。

もし写真が本物であるなら、平面に伸びる影が同じ方向を向いていない下にある 写真(22下 )などは、絶対にありえないのだ。彼らが、「この細工は意図的だ」と結論づけるのも、同じ写真を専門とする私にしても、まったく同感である。

           

写真の原則2 真空状態では、太陽光が当たる面は極めて明るく、影は極めて暗くなるといったように、光は強いコントラストを生む。

下の 写真30 は、飛行士の陰になっている部分を人工的に明るくしたとしか思えない写真の例の一つ。照明を増やしてスタジオ照明しなければ、飛行士の前面は完全に黒くなっていなければならない。 NASA のオリジナルの 写真30 を基に、 写真32 は加工したものである。人工照明を加えない自然な写真がどんなものかがよくわかる。

NASA の写真30に写る飛行士と、写真31の牧童を比較してみたい。牧童のほうは、大気中のもやや、空中に舞う塵による光の乱反射で影がやわらげられているにもかかわらず、牧童自体は真っ黒に写っている。

          

写真30 は明らかに 写真31、32 と違っていて、明らかに反射板か補助光が使われたのは疑う余地がない。だが、そのような機材が月面で使用されたという事実は、機材の準備風景を映したテレビ映像からもまるで伺えない。たぶん照明は映像に写らない高い位置にあったはずである。専門のスタジオの装置を使えば、このようなトリックは簡単にできる。月面で背の高い構造物といえば LM だけだが、これには照明機材など装備されていない。

                   

それでは地球上で反射光を使った写真の例を見てみよう。スタジオで車を撮影する際には、壁や天井のパネルから反射した光を利用することによって、塗装面にホットスポット(露出過多の部分)ができるのを防ぐことができる。写真34の車には、最高の状態で見てもらえるように反射光が当てられている。すでに指摘したとおり、飛行士もアポロで撮影した時点で人口の反射光が当てられているため、車と飛行士の照明の具合は、見事な一致を見せている。( 写真30と写真34 )だから、トヨタのこの広告は違和感のない合成写真になったにちがいない。

                   

                   

アマチュアカメラマンだって、フラッシュを使わなければ、太陽に向かって写した写真の出来が悪くなることを知っている。こうした逆行の写真を多く見せることで、アポロ計画に関わった人たちの中にいる「告発者たち」は、何が起こっているかを示そうとしたと考えられる。

タウルスリトロー地域のアポロ17号時の 写真35(真上 )は、飛行士には光が当てられているが、石は無修正で影が真っ暗になっている。これこそが、月面で写真撮影されなかったことの証拠になる。これこそが「告発者たち」が意図したことにちがいない。飛行士がまちがいなく間接照明されているのだ。月面のようにコントラストがくっきりしている場所で撮影されれば、真っ暗な影の中は細部が見えず、とくにリバーサルフィルムではその後の修正作業でも再現できないはずなのだ。 NASAもバックパック(生命維持装置)や宇宙服の提供企業も、石などよりも宣伝にこそ興味があったのだろう。商品が見えることを、何よりも喜んだにちがいない。

                   

補助光が当てられたのは飛行士だけではない。  写真36(上) では LM のハッチが明るくなっていて、よく見ると合衆国旗がみえるし、 写真37 では、不思議なことに影の中にある機材すらはっきり見ることができる。それも太陽だと信じてくれとでも言うようにぎらぎらと光る光源に向かって逆光で撮っているのに、だ。はっきり言って、光学的にこんなことはありえないのだ。もしこの写真が本物であるなら、 LM のカメラに近い面は真っ暗になっていなければならない。まず考えられることは、自分たちの仕事が嫌でたまらなかった「告発者たち」が、本来の光源とは矛盾する光を大量に当てることで、影の中にあるはずの細かいものが見えるように細工した、と考えられる。露出のラチチュードが広いカラーのネガフィルムが最高の効果を発揮するであろう月面で、あえてカラーリバーサルフィルムが使用され、ファインダーも露出計もないのに、飛行士たちは見事な適正露出で写真を撮ることに成功していること自体、あまりにも不可解である。

ここで少しリバーサルフィルムについて触れてみたい。モノクロフィルムやカラーネガフィルムに比べて、カラーのリバーサルフィルムはほとんどプロが使用するため、かなりの正確な露出が求められる。露出が適正であれば、濃度のバランスがとれた色を再現できるだけでなく、濃度の範囲が被写体と同等になるはずである。つまり、リバーサルフィルムで最高品質の画像を得るには、絞り値が的確で、被写体に当たる光のコントラストが大きすぎないことが必須条件なのだ。被写体の明暗の差がフィルムの能力を超えると、暗い部分は細部が見えなくなり、色調にもゆがみが生じる。これを修正できるのは、影に当てられる間接照明以外にないのである。さらにハイライトも的確に表現されるためには、露出が適正でなければならない難しいフィルムなのだ。私の言う意味が分かってもらえるだろうか。

写真の原則3 光が当たっていない暗い部分は、横から光が差し込むことはないし、極端に暗い影または極端に明るいホットスポット(露出過多の部分)ができるような指向性のある照明で自然に照らすこともできない。

          

          

アポロ11号の月面作業で梯子を降りるオルドリン。この 写真38 b を照明には、かなりの時間を要したと思われる。テレビ映像にフラッシュライトは移っていなかったし、太陽光以外の照明も補助電源も月の上には残念ながらない。月面での作業中に複雑な照明を設置する時間は、飛行士たちにはなかった。しかし 写真38 b を撮影するには、カメラと被写体を結ぶ線の延長線付近に照明がなければならないのである。

梯子を降りる飛行士を写した 写真38 b において、オルドリンの右足かかとのホットスポット(極端に明るい部分)を詳しく調べると、光源はカメラの右方23.6 cm 〜34 cm に位置し、 LM との距離はほぼカメラと同じと考えられる。写真を使って算出した光線の水平方向の軌跡は、右足かかとのハイライトの位置を基準にして求められる。 40の図 は、被写体の右方に位置する光源の位置を正確に示したものである。見たとおり2次的な照明が使用されたのは明らかで、オルドリンの右足かかとのホットスポットがそのことを物語っている。

写真41 はテレビ映像の1コマであるが、アームストロングは梯子の下に立っており、完全に LM の陰に入っている。その位置からアームストロングが撮影した 写真42 には、何故かオルドリンがくっきりと見える。これは 写真38 b と同じように、補助照明を使わなければ LM の中にいるオルドリンがこのようにはっきりと写るはずがないのである。

写真の原則4 平らな面は太陽光を均等に受ける

専門家の間で傑作といわれるアポロ11号の 有名な写真(真下) にはオルドリンが一人で写っている。このオルドリンは、どうひいき目にみても自然光の中に立っているはずがない。自然光であれば、背景に暗い部分ができたりはしない。地球上で自然光の中で立っていると、周囲は太陽光を均等に受ける。人物が移動しようと、光量は減少しない。したがってオルドリンが受けている光は、撮影範囲全体を照らしていない部分的なものであり、なおかつ何らかの人工的な光だということになる。

         

                 

さらに詳しく調べてみると、オルドリンの立ち位置に関わった関係者(告発者)たちは、撮影が目の高さで行われている。つまり撮影はアームストロングによるものではないことを結果的に告発していることになる。十字線(網線)の中心が被写体の右足首の上にあり、カメラが胸部の金具に取り付けられたハッセルブラッドより高い位置から撮影されたことが分かる。

               

ただし、オルドリンのバイザーに写る像は撮影者(アームストロングとされている)のものだが、この撮影者は何らかの装置や台、あるいは石の上などではなく、地面にしっかりと立っており、胸部の金具にカメラを固定させているのがぼんやりと写っている。写真48が撮影されたとき結像面の中心点は地上1・446〜1・527メートルの間にあった。つまり目の高さで撮影されているのだ。ということは、結論として、バイザーに写っている像は、実際に写真48を撮影した飛行士のものではない、ということになってしまうのだ。明らかに作り物であるのは、ひとりで立っている飛行士だけではない。バイザーに映る飛行士もまた、よく出来た作り物である可能性が高い。オルドリンが「スポットライト」による光の輪の中に立っているのがはっきりと分かる。この「スポットライト」は写真の右、オルドリンの後方高い位置にあり、逆に写真の左、オルドリンの前方には、逆光にもかかわらずオルドリンの宇宙服の細部を見せるために反射板か補助光が置かれているはずである。だから、陰になっているはずの前面がはっきりと見ることができるのだ。

アポロ計画における最大のタブー、銀河宇宙線( GCR)と太陽フレアが実は曲者であると聞いても、私たちにはピンと来ない。アポロ11号が月面着陸に成功したとされる年から98年前の1871年、すでにアメリカの思想家、ラルフ・ウォルド・エマソンが「自分の属する領域のすべて――有形のものではなく、無形のもの――を持って行けない所に人間は行くべきではない」という言葉を残している。母の胎内で外界から守られて育つ赤ん坊のように、人間もまた地球の物理的特性に包まれ、放射線から守られている。地球という環境は生命の進化と維持に理想的だ。大気が地球をすっぽりと包み込み、磁界が有害な放射線を遮断してくれる。赤ん坊は妊娠272日前後まで母胎の中で成長を続け、外界でも生き残れるだけの生命力を身に付けてから生まれてくる。したがって、未熟児にとって外界は厳しい環境となり、保育器に入れてもらい、大人に世話をしてもらったにしても生命を落とす可能性は高い。

それでもなお、人間が生まれた地球という星を離れ、どのような危険が待ち受けているかも分からない宇宙へと、飛行士たちは勇気を持って旅立ち、健康を損なわずに帰還したと私たちは信じ込まされている。放射線に当たれば、どのような物質も影響を受けずにいられないのに、だ。

私は、月面に降り立った人類はいない、と言いたいのではない。アポロの月面着陸を始めとする人類の探査、その記録の正当性に疑問を投げかけているのである。そもそも NASAが何故、月面写真を捏造しなければならなかったのだろうか…。唯それだけである。

恐らくその理由は、パックス・アメリカーナ維持に関係している、と私は考えている。 No.16『パックス・アメリカーナの戦争』のコラム で述べてきたように、とくに最近になってラムズフェルドが指摘する「古い欧州」の方から、アメリカやイギリスにとって不利な情報ばかりがリークされてきているようだ。

テレビ朝日で12月31日の夜9時、「たけしの、世界はこうして騙された」番組の中の人類月面着陸(1969年のアポロ計画)は、ドイツとフランス政府が共同出資のアルテ社が、エイプリルフールにヨーロッパで放映されたものである。テレビ局の関係者等が、国際的な政治圧力から逃れるために、エイプリルフールやら冗談のような味付けのバラエティ番組にして放映されている。エイプリルフールやバラエティのオチャラケ番組であれば、本気にすること自体がおかしい、といった具合に番組製作者は逃げを打つことが出来るからである。

つまり、インターネット等で匿名(ハンドルネーム)にしておけば、どんな発言をしても責任を問われないのと同じ理屈である。まあ、そんなわけで、あまりにも強引なネオコン主導のアメリカ・イギリス連合に対して、フランス・ドイツ等の「古い欧州」は巧妙な巻き返し戦略として、米英にとって不利な情報を、この時期にリークしているように私には思われるのだ。今のところ、これ以上うまく説明できないなあ。

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