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○小林正弥public-peace>地球平和公共フォーラムの皆様
●小泉首相訴追…天木・山本さんが述べられているように、裁判制度の欠点のために現実的には勝訴は困難なのでアフガンの時は訴訟をあきらめたわけですが、今回は世論のバックがありうると思うので、私は積極的になっています。そこで、山本さんのご指摘のように、署名や抗議行動とセットにして政治的に働きかければ、法的には敗訴しても象徴的・政治的には有意義だと考えた次第です。北海道でどのような訴えの形式を取るのか知りたいところです。
●「山梨」に続いて、地域平和公共ネットワークの形成を! 久松さん、25日にこんな会合をしていたとは本当に驚きました。実は、私は、25日のイベントが終わってから、「山梨ピース・ネットワークに続いて、地域の平和ネットワークの形成を」と提起するつもりでした。山梨の運動は、地域ネットワークの形成だけではなく、「平和への結集」の全体の呼びかけにも参考になります。
現実的に政治に圧力をかけるためには、日比谷集会など中央だけでは不十分です。地域で運動が盛り上がり、戦争を支持すると集票できなくなるかもしれないという不安を政治家に与える必要があります。そのためには、地域で顔が見える運動が展開することが不可欠です。また、公共哲学の観点から見ても、グローカル(グローバル+ローカル)な公共性を私達は重視しているので、グローバルな視点の下にローカルな運動を形成することは極めて重要です。「地球平和」のために、「地域平和」を、ということですね。
例えば、本ネットワークには地域の研究者も多く加入しておられますし、他方、市民も加入しておられます。けれども双方の間で交流はない場合が少なくはないと思われます。東京近辺では研究者と市民との交流が進展しつつあるので、それを各地域でも進めていったらどうかと思うのです。そうして、地域独自の平和ネットワークを形成し、それらとリンクする形で地球平和公共ネットワークに連結すれば、相当の存在感を持つだろうと思います。このような地域ネットワークを、私達の側からは「地域平和公共ネットワーク」と総称したいと思います。
名称は各地域で考えればいいと思いますが、「山梨ピース・ネットワーク」に倣って、「●●(地域名)ピース・ネットワーク」でもいいですし、「●●平和(公共)ネットワーク」としてもいいでしょう。
例えば、旧ベ平連の運動について、以下のHPで地域のベ平連の運動がまとめられています。これを見ると、運動が全国的に展開していたことがわかります。 http://www.jca.apc.org/beheiren/grouplist.html
このようなところまで進まないと、現在の状況を打開するのは困難だと思います。現在では、HPなどで、全国地図の下に、このような地域の平和ネットワークを示すことは簡単です。そこで、「平和への結集」を目指して、各地域で、このような動きを展開できないでしょうか。中心になって呼びかけてくださる方がおられましたら、是非お願いします。あるいは、既にそのような地域ネットワーク化が既に進んでいるところがありましたら、是非ご紹介下さい。
とりあえず、関東では、山梨に続いて、神奈川や千葉でも展開したいところですね。佐々木さんは帰国されたようですね。きくちゆみさんを中核にすれ千葉でも作れそうな気がします。きくちさんや佐々木さん、いかがでしょうか。
ついでながら、信濃毎日新聞で私は時折時論を執筆することになっていますが、それもあって、来月初めには松本で講演会を行います(信濃毎日新聞が大きく広報してくれています)。以下に付しておきますので、もしその近辺におられる方がいましたら是非どうぞ。長野でも平和ネットワークを是非作ってほしいと思っていますので、意欲のある方がいましたら働きかけてみます。 全国で「地域平和公共ネットワーク」が展開してゆきますように。
●署名システム…357のメイルで少し書きましたが、「平和への結集」のための具体的システムとして、新署名システムの開発を考えています。そのための検討会議を2月8日に新宿で行います。これは発案者のyoshiさんにお任せしていますので、関心のある方は、直接yoshiさんにご連絡下さい。 yoshi@free-zone.com
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Forwarded by public-philosophy
久松です。東京の皆様今晩は。東京のピースウォーク出られなくて残念でした。 高田さん、ご苦労さまでした。こちらでは、ここ3週間程、公共哲学で学んだ思想をもとに、山梨県下の政党平和団体に、添付のような『平和への結集』の呼びかけをしていました。今日1月25日の夕方に、その始めての準備会が、ありました。原水協、共産党、カトリック教会、社民党はこの日予定がつかず賛同のメッセージでしたが、原水協、共産党、カトリック教会党等たくさんの団体や個人が参加してくれました。終始和やかな雰囲気で、小学生の発言には、皆で大きな拍手が沸きました。また山梨県下での平和運動の活動の情報交換ができるように、共同のサイトを設けることになりました。また2.11に大きなピース・ウォークをしようという合意もできました。2.15には、チラシのような『劣化ウラン弾被害の報告会』も開く予定です。またわが大泉村では、『憲法9条を守ろうネットワーク大泉』を立ち上げ、憲法学習会を2月中にでも開こうか、とも思っています。東京でも皆さん頑張っているのだろうなー、という思いを励みにしてこちらでも色々とアクションを起こしていくつもりです。山梨からエールを送ります。 久松拝
○小林正弥public-peace>皆様 高田さんはじめ皆様、昨日はご苦労様でした。運動の停滞を憂いていたので、「再高揚期を迎えた」ことをとても喜んでいます。私達が強くサポートした抗議行動の中で、12・7が600人、1・11が日比谷(1000−)2000人ですから、昨日の6000人は確かに飛躍的な増加です。 ちなみに、10・7ピース・ルネッサンスは一日750、延べ1500、ピース・アピール・アゲイン12・28は250、また、私も足を運んだ12・15は、高田さんがワールド・ピース・ナウのHPで以下のように書いておられます。
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12.15 本日の「国会へ行こう」行動は、5:30〜の議面集会では共産党の赤嶺衆議院議員、社民党の照屋衆議院議員、福士都議会議員と、なだいなださんが発言しました。
6:00〜7:00の首相官邸前の路上集会は450人の参加で、ペンライトや大型のプラカードやのぼりを掲げながら、リレートークや歌、コールなどで、派兵反対の声を官邸に向かって上げました。若者も多く、みんな精一杯、声をあげました。直接、こうした形で官邸に向けて450人も集まって抗議行動をしたのは、わたしの記憶ではこのところ、全くありませんでした。ここは請願デモ以外は厳重に制限されているのですから。NHKをはじめメディアの報道も多くありました。全国でがんばる皆さんに心からの連帯の挨拶を送ります。戦争反対 派兵をやめろ。 高田健
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イラク非戦から憲法問題につなげることを私は主張していたので、まずは第1段階成功というところでしょうか。外交官の死の直後、タイミングのいい大規模抗議アクションが組まれていなかったように見えたので心配したのですが、ワールド・ピース・ナウで昨年末以来、大規模デモを組んで下さり、とても感謝しています。「平和への結集」に向けての統一的平和アクションとしては2回目になりますので、この取り組みをHPで紹介しようと思っています。 WPNのMLから様々な報道を整理します。
TBShttp://news.tbs.co.jp/ (もうないようです)
YAHOOからいける毎日と共同。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040126-00002039-mai-soci http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040125-00000102-kyodo-soci
毎日新聞http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040126k0000m040039000c.html
日本テレビhttp://www.nnn24.com/12608.html
朝日新聞http://www.asahi.com/national/update/0125/022.html
日経http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040125AT1G2500825012004.html
以前、ビタミン和子さんは、沿道の人々の反応が冷たかったと書いておられたと思いますが、昨日は暖かく感じました。手を振ってくれた人もいましたし、「途中で腰砕けになるんじゃないぞ」という激励の声も飛んでいました。
大規模行動が1月に2回あって2月にないのは少し気になりますが、3月は高田さんが言われる10倍、少なくとも万単位の行動を目指したいところです。昨日は偶然出会った佐藤・森さんと歩き、さくらさんや相澤さんとも出会いましたが、その過程で思いついた点を書き留めておきます。
●幟(のぼり)…数百人単位の行動なら、特に印がなくても知人を見つけることが可能ですが、昨日の規模になると困難です。これまでは鎌田先生の法螺貝を目印にしていましたが、昨日は(西田さんと合わせて)いわば飛車角抜きでしたから。
そこで、次の機会までに、「地球平和公共ネットワーク」や「足の裏で憲第9条を考える会」の幟を用意したらどうでしょうか。従来は労組のパターンと似たくなかったので、あまり幟には積極的にはなれませんでしたが、昨日の感じだと、労組・政党系以外の幟も目立ったので、私達の雰囲気を象徴する幟を作ることもできるのではないかと感じました。
●老若男女の結集…昨年の元旦ではウルトラマン神話にことよせて、「新春こぼれ話:続ウルトラマン神話ー老若男女の結集を目指して」という文章を書きました。その観点から見ると、昨日の集会は「かなりいい線まで来ているので、もう一歩」という印象を受けました。労組中心でもなく、労組排除でもなく、性別も男女ともに存在し、年齢層も高齢者から若年層まで見られました。あれ だけの大規模集会だと混雑して子供が入りにくいのは仕方ないと思いますが、その他の点ではかなりバランスが取れてきているように見えました。
ロックのような若年層向けの音楽や桃色ゲリラ(女性)などもよかったですし、演説も好感が持てるものだったと思います。今後の工夫として、以下のような形を考えて、さらに多様化を試みたらどうでしょうか。
老若男女の多様性を明確にするために、音楽もクラシック・演歌など多様なものとする。演説も市民系のものに加えて、保守系非戦や宗教系非戦やお笑系非戦(?)などを取り入れる。
佐藤さんは、さらに「集会ーデモ」が複数回にわたって行われる循環型の集会の発想を述べておられました。佐藤さん、詳しく説明されたらいかがでしょうか。本当に数万規模になるなら、このような方式を行うことが可能ですし、その回ごとに特色を明確にする(今回は左翼系、今回は宗教系など)こともできると思います。
そういえば、昨日は終了後に有志が公明党本部に行ったようですが、これも重要ですね。遂に、創価学会の動揺を鎮めるために、池田氏が以下のような彌縫策に出たようです(資料1)。
●抗議行動参加の名誉…中長期的には、人々が積極的にこの種の抗議行動に参加する政治文化を育成していく必要があると思います。
上述の「老若男女の結集」は、参加者がそれぞれ楽しめる抗議行動を開発することを意味していますが、同時に、次のような認識も広めることが必要でしょう。
娯楽や個人的な趣味のために休日を使うのではなく、抗議行動に参加することは、他の多くのことよりも価値が高いものであり、そうして不当・不法な政府の行為に抗議の意思を示すことは公共的市民(公共民)としての美徳です。歴史的な抗議行動の際にはそこに参与していたこと自体が、後々誉れとなるはずです。
そのために、各人が抗議行動への参加を記録・保存してそれを名誉に思うこと、あるいは人々がそれを尊敬したり顕彰することも有意義だと思います。これを具体化するために、抗議行動への参加証明券のようなものを発行する(当日の案内の一部に印刷しておく)ことも考えられるような気がします。
3月の統一的平和アクションで万単位の民意の結集を実現し、さらに4月には「平和への結集」シンポを開催して、「平和への結集」を実現したいと思う次第です。
○小林正弥public-peace>今日の第2回統一平和アクションにご参加の皆様、ありがとうございました。この話は次のメイルで書くことにして、早速天木さんのメイルに返信します。
今日の日比谷集会でも北海道から来られた坪井主税氏(自衛官と市民をつなぐ人権ホットライン北海道)が壇上で話され、一人で抗議を始めた自衛官の恋人などの話と共に、箕輪登氏らの告訴の件を紹介されていました。それを聞いて私は、直感的に「これは素晴らしい動きで、私自身も応援したい」と感じました。それは次のような理由からです。
一昨日の公共哲学研究会でも話した私の憲法解釈(『ジュリスト』掲載のもの)からすると、現在の地平においては、自衛隊の存在自体は辛うじて合憲と解釈できますが、海外派兵は完全な違憲です。ですから、日本政府は、これまで辛うじて憲法の枠内に留まっていたと主張できますが、イラク派兵(さらにはアフガニスタン派兵)によって、弁護の余地がない決定的な憲法違反を犯しました。
この論理によると、従来の憲法判例が統治行為論によって違憲判決を避けてきたことは、イラク派兵の訴訟の妨げにならなくなります。つまり、裁判所にとっては、従来の判例を変更せずに、この訴訟に違憲判決を下すことが論理的に可能です。「自衛隊の存在等については統治行為なのでこれまで違憲判断を回避したけれども、イラク自衛隊派遣は政治の裁量権を超えており違憲である」とすることが可能だと思われるからです。逆に言えば、「従来は統治行為論によって辛うじて違憲判決を回避することが裁判所にとって可能だったが、イラク派兵については統治行為論を用いて違憲判決を回避することは許されない」と訴えることが可能になります。
小泉首相に対する訴訟の可能性は、既にアフガニスタン戦の段階で鎌田先生などが提起されていました。その段階では専門家から現実的な困難を指摘され、踏み切るには至りませんでしたが、今回のイラク派兵は余りにも甚だしい違憲なので、敢えて試みる価値はあるだろうと私自身も思います。既に北海道で現実化しているので、世論形成を含め、様々な形でそれを支援・応援することは可能でしょう。
勿論、訴訟の論理は専門家に委ねることになるでしょうし、その結果については、必ずしも成功の見通しがあるわけではありません。それでも、以上の観点からは、日本国内や世界の世論に訴える象徴的な意義を政治的には持つことができるだろうと思います。そこで、この告訴の動きを私は全面的に支持すると共に、天木さんが共同原告に参加されることに敬意を表したいと思います。
同時に、天木さんが提案された2点とも大賛成です。特に第1点の「全国の平和団体に呼びかけてこの動きを広める」という提案は、現在進行中の「平和への結集」の動きとリンクさせるといいのではないか、と思います。ちょうどイラク撤兵署名の開始を考えていたところなので、これとセットにして行うことを検討してみます。次回の会合でも(2月28日)相談したいと思います。河内さん・鈴木さんや憲法学者の方々はじめ、法的な専門的知識をお持ちの方々にも、予めご意見を伺えれば幸いです。皆様も、ご意見をお聞かせ下さい。
※なお、赤旗が報道した「墨守・非攻」についてのインタビューは、読者からファックス・手紙などが送られてきており、その反響の大きさに驚いています。赤旗購読者のような反戦の層に、論理的な新鮮さを感じさせて、現状打開の希望を与えることができたようです。31日の「平和憲法を考える研究会」でも、この話をする予定ですので、御関心がある方はどうぞ。
小林正弥
On Sun, 25 Jan 2004 20:56:36 +0900
> 小林様> 一つ相談があります。昨日北海道の紋別市に講演に言ったとき、もと自民党の右派政治家箕輪登というも政治家が小泉首相を憲法違反で訴追するという強い意向を示しそれに小池市長も参加し北海道の有志100人の弁護士を募って裁判に持ち込むという動きが月末にも実現するという話を聞きました。私も共同原告側に参加しようと思っています。いくらデモや言論で小泉の批判をしても自衛隊の派遣や改憲の動きを止められない現状にあってこの動きは場合によっては大きな影響力をもつと期待します。私は裁判官の中にもかつての砂川訴訟や長沼訴訟のように統治行為論に逃げることなく真面目に取り組む者が出てくるのではないかと思います。誰が見ても違憲、違法な為政者の暴挙を訴訟という形で裁く事こそが法治国家のなすべきことであり、卑しくも憲法学者や法学者であればこれを黙認する事は学者の良心が許さないでしょう。
> 私は次の二つのことを考えています。
> 1.全国の平和団体に呼びかけその地域の弁護士を募って同時並行的に全国で小泉首相訴追の動きを広めていく、そして一人でも多くの裁判官の反乱を呼びかける
> 2.アルジャジーラに連絡し日本国内のこの動きを世界に報道してもらう。そしてとくにアラブの民には日本の為政者は米国追従でイラク攻撃と占領を支持したが国民はアラブの味方であり間違いを犯した日本の為政者を裁き、場合によっては更迭させることに挑戦していることを知ってもらう。場合によっては以上の動きが小泉首相の思い上がった愚挙を掣肘することになるかもしれません。ご意見をお聞かせください。
> 天木
http://members.jcom.home.ne.jp/pinuskoraie/0305.htm