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●湾岸戦争の宿願を叶えた岡本行夫ら
A いちばんのA戦犯文化人は岡本行夫だろう。メディアでさかんにイラクでの自衛隊派兵の必要性をPRしていた。
B といっても、岡本はいまや、首相補佐官に就任して政府の一員だ。しかも小泉は、外交分野では岡本の話にしか耳を傾けない、いまや「陰の外相」といったランク。文化人というカテゴリーではないんじゃないか。
C いや、なにより岡本が首相補佐官に就任するまでの別働隊ぶりは批判に値するよ。もともと岡本は湾岸戦争で人道支援に留まった日本政府の対応に業を煮やし職を辞して、以来これまで自衛隊の国際貢献の必要性をアピールしてきたんだから。
D 現代の首相補佐官としての活動も、湾岸戦争の教訓を、省ぐるみで自衛隊派兵に
結びつける画策をしていた外務省の意向を一身に背負ったものだしね。
A<中略>なにしろ奥参事官(当時)らが殺害された直後に、イラク行きをキャンセルし
て、いちばん最初にテロに屈した日本人だからね(失笑)。しかも岡本が奥参事官らの
サポートで行ってきた現地調査もあやふや。<中略>
B 調査といっても岡本は自分のイラク人脈の開拓のために調査を利用していたフシがあるんだ。なんでも彼の経営する岡本アソシエイツはこれまで米国人脈を日本企業と結びつける商売をしていたんだが、今後はイラク人脈を開拓してそちらにシフトする目論見なんじゃないかと囁かれている。
D たしかに、最近の報道によれば、イラク復興支援計画のなかで、岡本はイラクのセメント工場の再建に自らが取締役を務める三菱マテリアル社員を派遣し、自衛隊に警護させようとしていたんだというんだからね。
C この話は結局は防衛庁が反対して頓挫したものの、外務省OBがゼネコン会社の役員を務めているなんて、利権ベッタリの関係を自ら証明するようなものだ。
A これでよく「奥(参事官)の敵討ちをしてやる!」なんて口が利けるよな。これほど問題がありながら、いまだに小泉の岡本への信奉ぶりは露骨。岡本が9日の小泉スピーチ原稿を書いたという話もあるほどだ。
C 小泉の原稿を書いたといえば、柳井俊二・中央大学教授ではないかいう話もあるよ。柳井といえば、湾岸戦争当時、条約局長で、アフガン当時、条約局長で、アフガン戦争の際、駐米大使としてアーミテージから「ショー・ザ・フラッグ」と指示されたというガイアツを捏造して、テロ特措法を通過させた人物だ。
D 柳井は退官後、講演があるごとに、積極的な貢献が必要だといい回っていた。しかも彼のそのいちばんの根拠が憲法前文の「名誉ある地位」だったんだ。小泉がやったスピーチと一緒で、彼の主張が生かされたという指摘まであるんだ。
A でも、柳井だけじゃなく、最近、実際に外務省関係者と話してみると、「名誉ある地位」を国際貢献に結び付ける都合のいい解釈をする人物が多いのは事実。小泉のスピーチのゴーストが誰かはともかく、外務省の意向が強いスピーチだったということだよ(P35〜36)。
以下略