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小泉首相の「靖国参拝」に関してコメントを書いたら、
靖国神社に関する以下のような資料が寄せられました。
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靖国神社は偏狭神社（１）
幕末に時の徳川政権からテロリストとして捕まり処刑された「勤皇の志士」を
「国事殉難者」として奉っています。
日本における神社では、かなり偏った神社であることは確かです。
１、 桜田門外での井伊大老暗殺実行犯、水戸藩など１８名の内、死亡、自害した７名。
２、 東禅寺イギリス仮公使館襲撃事件犯人、水戸藩１４名の内、死亡、自害した５名。
３、 坂下門外での老中安藤正信襲撃事件犯人、水戸藩中心の６名、現場で死亡全員。
４、 寺田屋事件での挙兵未遂事件犯人、薩摩藩士有馬新八をはじめ、死亡、自害した５名。
５、 大和五条代官所襲撃事件犯人、土佐藩士吉村寅太郎をはじめテロ集団天誅組全員。
６、 但馬生野代官所襲撃事件犯人、筑前藩士テロ集団全員。
７、 筑波山での挙兵犯人、筑前藩士テロ集団全員。
８、 池田屋事件、勤皇派の志士（テロリスト）が政府転覆の共同謀議中、
テロ掃討作戦中の新撰組に踏み込まれ、多数死亡、捕縛。長州の桂は逃げる。
９、 蛤御門の変、長州藩は御所奪還のため入京を強行し御所護衛部隊と戦闘、
久坂玄瑞をはじめ長州藩士死亡多数、真木和泉は自刃。
１０、 長州征伐、徳川幕府のテロの拠点を叩く対テロ戦争であったが、敗退した。
鼓の戦争で死亡した長州藩士多数。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=552019556&tid=bcab1rbba5a4a5ia5afgi8af&sid=552019556&mid=8959
なるほど、靖国神社は「明治政府」の戦略的なシンボルだったんですね。
今日の朝日新聞の社説は、次のような記述から始まっています。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
１９０４年２月。日本軍は朝鮮の仁川に上陸、中国の旅順沖でロシア軍艦を撃沈し宣戦布告した。
日露戦争の始まりである。
それより５０年ほど前、ペリーが率いる米艦隊の来航にあわてふためいた東洋の島国が、
近代的な軍隊を育て、欧州の大国と戦火を交えるまでになっていた。
今年、それからちょうど１００年を迎える。
１９５４年７月。日本に陸海空の自衛隊が生まれた。
太平洋戦争で打ちのめされた日本が軍隊の存在に別れを告げてから、９年後のことだった。
今年は、それからちょうど５０年でもある。
明治政府が作った「天皇の軍隊」がぐんぐん力をつけてちょうど100年前に「海外出兵」し、
日露戦争で手柄を立て、しかもその後も自らの力を過信して、
やがて、韓国併合、シベリア出兵、満州事変、日中戦争、太平洋戦争…へと突き進む。
いまの日本は、まさに100年前の「その愚」を、繰り返そうとしているかのようです。
明治政府は50年という時間の中で「天皇の軍隊」を育てあげ、
その成果を「日露戦争」で世界に示すわけですが、
敗戦後に結成された自衛隊もまた、ちょうど50年を経てイラクに派兵されました。
「歴史は繰り返す」と言われますが、
愚かしい悲劇の歴史は、決して繰り返すべきではありません。
今日の首相の「靖国参拝」を知ったいま、そのことを強く願わざるを得ません。
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=373
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。