現在地 HOME > 掲示板 > 戦争45 > 670.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
[米軍の誤射で重傷を負い、搬送されたまま行方不明になっている父バシムさんの帰りを自宅で待つ3人の子ども。後ろはバシムさんの弟=29日、イラク南部ハワイシリ(共同)]
【サマワ(イラク南部)30日共同】陸上自衛隊が派遣されるイラク南部サマワ近郊で、葬儀の際に伝統的に行われる住民の発砲を攻撃と誤解した米軍が応射し、参列していたイラク人男性に重傷を負わせていたことが30日、分かった。米軍はこの男性を治療のため病院に搬送しながら、家族に消息を知らせておらず、住民が怒りを募らせている。
自衛隊は発砲を受けた場合の応射に厳しい規制をかけているものの、極度の緊張を強いられる隊員に現地の文化に対する理解を徹底させなければ、同様の事故を繰り返すことになりかねない。住民にとって自衛隊が“占領軍”化しないためには、現場の隊員の十分な研修が不可欠だ。
住民への誤射があったのは、サマワの南東約50キロにあるハワイシリの幹線道路沿い。地元住民らによると、12月20日午前8時すぎ、葬儀の列が空に向けて発砲した際、通り掛かった米軍車両2台が応戦態勢で向かってきた。
バシム・マシャラウィさん(29)は近所の家に逃げ込んだところに米軍の銃撃を受け、左手の指4本を吹き飛ばされた。
[12月30日17時20分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031230-00000085-kyodo-int