現在地 HOME > 掲示板 > 戦争45 > 521.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
フセイン元大統領、湾岸戦争時の米国の汚い手口暴露と脅迫 エジプト紙報道
http://www.nikkanberita.com/
【東京27日=斉藤力二朗】エジプトの野党・新ワフド党の機関紙アルワフドは27日、イラク占領米軍に拘束されたサダム・フセイン元大統領は取り調べ担当者が求めるような供述は一切しておらず、尋問は袋小路に入っている、と報じた。同紙は欧州高官筋の話として、「サダムは、自分に対する供述圧力が続くなら、イラク相手にアメリカが使ったアメリカの政治カードや、クウェートとの戦争に隠されたアメリカのやり方、イラクに侵攻する『砂漠の嵐』作戦でワシントンが同盟国を集める前に彼に要求した事項に関する恐るべき真相が炸裂すると脅かした」と伝えている。
同筋によると、元大統領はまた、彼とアメリカ人高官たちとを繋いだ仲介者たちの汚い役割を暴露するとも脅かした。さらに、「国際(司法)裁判所にイラク国民に対するアメリカの罪業を提訴する。アメリカは、国際的に禁止されている兵器をイラクに対する戦争で2度も連続して使用し、そのため、イラクに甚大な損害と破壊をもたらしているので、訴訟に必要な資料は用意できる」と述べたという。
同筋によると、元大統領に対する尋問は毎日2−3回実施されている。
新ワフド党は、エジプト独立運動の先頭に立った民族主義政党で、現在は野党第一党。アルワフドは発行部数は多くはないが、その辛らつな特集記事は定評がある。最近では、ドイツの米軍病院での綿密な特集記事で、同病院で治療したイラク戦争での米軍傷病兵が8500人にも達したとすっぱ抜いたことで注目を集めた。