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(回答先: リビア:大量破壊兵器放棄「米が事前に体制保証」 (Mainichi) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 12 月 21 日 09:57:20)
カダフィ大佐二男、「米がリビアの安全を保証」
2003.12.21
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200312210006.html
(CNN) リビアの最高指導者カダフィ大佐の二男セイフ・アルイスラム・カダフィ氏は20日、CNNに対して、リビア政府が大量破壊兵器の開発放棄に合意したのは、米軍によるフセイン元イラク大統領拘束やイラク占領とは無関係で、米政府がリビア政府の「安全を保証したから」と述べた。
セイフ氏は、大量破壊兵器開発計画放棄に向けた米英との協議を「イラク侵攻が始まる前から開始していた。合意を発表すると決めたのは(フセイン元大統領拘束より前の)2週間前だった」と述べた。「長く激しい極秘交渉を9カ月にわたって続け、やっと2週間前に合意して、さあ発表しようということになった」と言う。
また米国がこれまでリビアをテロ支援国家に指定していたことについて、セイフ氏は、レーガン政権によるリビアの首都トリポリ爆撃がそもそもの原因だと批判。この爆撃でカダフィ大佐は娘を失っている。
「われわれは過去に、敵にテロ攻撃を加えたこともあるが、それは敵がわれわれを爆撃し市民を殺したことへの報復だった。しかし今は全く事情が違う。レーガン大統領はもういないし、われわれも友好的な政府になった」とセイフ氏は述べる一方、米英との交渉開始に当たっては「米国からそれなりの圧力をかけられ、脅迫を受けた」と話した。
「しかし、(米国が)何かたくらみを隠しているのではなく、リビアが本当に脅威にさらされているわけではなく、全ての問題は友好的に解決できると理解した時点で、われわれは全てを透明にすることにした」とセイフ氏は述べ、交渉開始にあたり米政府がリビア政府の存続を保証したことを明らかにした。
大量破壊兵器開発放棄をリビアが受け入れた目的については、制裁解除によってこれまで輸入が禁止されていた最新技術や防衛用兵器を入手することのほか、「リビアに対する西側諸国、とりわけ米国からの脅威を取り除くため」と説明した。
一方、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリクス前委員長は「カダフィ大佐は、イラクでの事態の展開を見て怖くなったのではないか」と話している。