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(回答先: <リビア>イスラエルの例外扱いに不満も(毎日新聞) −”イスラエルの核を問題にしない米国の二重基準に対し複雑な感情を抱くアラブの市民の感情に配慮” 投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 21 日 05:54:42)
リビア:大量破壊兵器放棄「米が事前に体制保証」
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031221k0000e030001000c.html
リビアの最高指導者カダフィ大佐の二男セイフ・イスラム・カダフィ氏は20日、大佐が大量破壊兵器開発計画の放棄を決断したのは、米国がリビアに対する政権転覆の計画はないと確約したためだったと明らかにした。米CNNテレビとの会見で述べた。
事実なら、北朝鮮と同様に米国から「テロ支援国家」と敵視されてきたリビアは、独裁政権の体制存続の保証を取り付けた上で大量破壊兵器の完全放棄を決断したことになる。
セイフ氏は、西側メディアとの会見に応じるなど、政権のスポークスマン役を務めており、大佐の後継候補の一人と目されている。
セイフ氏によると、米当局者が約1年前に同氏に接触し「(父親のカダフィ大佐に対する政権転覆の)策略は存在しない」と語った。
その後の交渉で、米側にカダフィ大佐を追い落とす考えはないと納得した大佐が米側に対し「われわれは今、相互に信頼することができる」と述べ、大量破壊兵器の開発に関する情報の公開を決めたという。
セイフ氏は「交渉相手の米英両国よりも、経済や安全保障の面からリビアの方が今回の合意を欲していたと思う」と率直に述べ、米国のイラク攻撃などの状況を見て、大佐が開発の放棄を決断したことを示唆した。(カイロ共同)
[毎日新聞12月21日] ( 2003-12-21-08:26 )