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(回答先: ますます怪しくなった「フセイン」逮捕劇 投稿者:ブッシュ小泉[韋駄天-35734] 投稿者 乃依 日時 2003 年 12 月 21 日 17:41:54)
フセイン拘束の立役者はクルド人組織、おこぼれにあずかった米軍が情報操作?
http://www.nikkanberita.com/
【東京21日=ベリタ通信】「サダム・フセイン元大統領を拘束したのはクルド人組織だった」―。21日付の英日曜紙サンデー・エクスプレスは、同元大統領を実際に拘束したのはクルド人組織で、米軍は元大統領の身柄をその後に譲り受け、あたかも自力で見つけ出して拘束したように装っただけだった、と報じた。これが事実なら、米軍は新たな情報操作に手を染めたことになる。オーストラリアの公共ABC放送が21日の電子版で報じた。
米軍は、フセイン元大統領の潜伏先に関する情報を13日に入手し、首都バグダッド北方のティクリット近郊にある農家を捜索、その結果、敷地内の小さな地下穴に潜んでいた元大統領を発見、拘束した、と14日に発表した。
これを受けてブッシュ米大統領もホワイトハウスから「フセイン元大統領の復活はなくなった。拘束はイラクに歴史的な意味をもたらす」と得意満面に声明を発表した。
ところが、サンデー・エクスプレスの報道によると、フセイン拘束の実際の立役者は「クルド愛国戦線」と呼ばれるクルド人組織。同戦線に加わるクルド人男性メンバーの娘がかつて、フセイン元大統領の長男ウダイ氏(今年7月22日、米軍攻撃を受けて死亡)に乱暴されたことから、「血の復讐」を果たすため元大統領の行方を執拗に追い、最終的にその潜伏先を突き止め、拘束したという。
同紙は名前などを明らかにしていてないものの、この“真相”を英国軍情報部に属する幹部から入手したという。
同紙は、この「クルド愛国戦線」がいつ、どのように元大統領を捕まえたのかは詳しく報じていないが、別の元イラク情報部員の話として、愛国戦線は潜伏中の元大統領を拘束、その直後に薬物を与えた後、農家の地下穴に入れた、と伝えている。
それによると、愛国戦線側は「フセイン拘束」を米軍側に通報するとともに、その際、身柄引き渡しの条件として、クルド人地域で同勢力が果たす政治的役割の保証を出した。愛国戦線側はこの条件が受け入れたれたため、元大統領を地下穴に入れるなどの“お膳立て”をした後、所在地などの詳しい情報を米軍側に伝えたという。
米軍側はこの情報をもらい、その後は14日の発表のように、地下穴を自力で探し当て、中で横になっていた元大統領を拘束、多額の米ドル紙幣も押収した、と“手柄”を大々的に宣伝したという。
また、同紙によると、中東地域で活動する欧米情報部員の1人は「フセイン元大統領は米国あるいは英国の情報活動に基づいて捕まったのではない。拘束は元大統領への復讐心がもたらしたのだ」と話しているという。