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(回答先: 派遣部隊の映像生中継 24時間、イラクから東京へ 投稿者 えっくす 日時 2003 年 12 月 13 日 07:39:52)
2003年12月13日 土曜日
陸自のイラク宿営地を生中継−防衛庁計画
イラク南部サマワへ派遣が決まった陸上自衛隊へのテロ攻撃を警戒するため、宿営地周辺をテレビカメラで監視し、人工衛星を使って24時間、東京へ生中継することを、防衛庁が計画していることが12日分かった。防衛庁は「隊員の安全確保のために後方支援するのが目的」と、現地部隊と一体となった危機管理を強調。無反動砲など海外へ初めて携行する武器もあり、テロ攻撃の際の対応を即座に防衛庁から指示できる。派遣される隊員の家族の不安解消にも配慮したとみられる。
1991年から始まった自衛隊の海外派遣の歴史で、現地映像の生中継は例がない。
土のうと鉄条網で警備を固めた宿営地の中央に設置する塔にテレビカメラを設置。360度の視界を確保し、赤外線機能付きのカメラで撮影する。東京・市谷の防衛庁地下3階の中央指揮所でモニター画面を見ながら、陸自隊員らが24時間の交代制でモニター画面をチェック。「危険が迫っている」と判断した場合に、即座にサマワの宿営地と連絡を取り対応を指示できる。
北海道の東千歳駐屯地で公開されたイラク派遣要員候補者向けの錬成訓練の宿営地でも、陸自は監視と撮影用の塔を建てるなど、生中継を想定した準備を進めている。
イラク復興支援特別措置法は首相らに「自衛隊の部隊等の安全確保」を義務付けている。防衛庁は「コストはかさむかもしれないが、法の趣旨にもかなうと判断した」と説明。近く閣議決定される政府の予備費から充当してもらう方針だ。防衛庁幹部は「宿営地内部からは見えにくい不審人物の動きをリアルタイムでチェックできる」としている。アフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)に参加している米国やドイツ連邦軍も無人偵察機からの映像を自国内で受信、監視している。
派遣部隊の宿営地 イラクに派遣される陸上自衛隊の宿営地は、砂を袋に詰めた「1トン土のう」を積み上げ外壁にすることが検討されている。土のうで囲んだ内側を大きく「指揮」「居住」「娯楽」「駐車」などのエリアに分ける。隊員の生活の場は「天幕」と呼ばれるテント。数百張りの天幕が立ち並ぶ壮大なテント村となりそう。
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20031213/0000021046.html