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(回答先: 日本における即物的人体認識の不足を嘆く医学側を利用? 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 12 月 12 日 20:48:21)
マルハナバチさん
これはファシズム突入前夜のいわば「エログロナンセンス現象」のひとつかもしれません。
養老氏の著書は何冊か読んだことがありますが、頭が良すぎるのか文脈にワープが多すぎて凡人の頭脳ではついていけない部分も間々あります。あのタイプの人は良からぬ勢力に上手に利用されてしまう可能性も大です。しかしそもそも「人間の尊厳」ということについて一寸でも考えたことがあれば、こういう試みはできないはずです。主催者に、自分の死体をあんな風に晒す勇気があるのかどうか聞いてみたいものです。これは医学生のためにボランティアで献体するというのとは全く次元の違う話です。ただのグロテスクな見せ物としか思えません。(本当に人体に関心があるなら人体解剖の資料は公開されていないわけではない。)
英国ではフォン・ハーゲンが公開有料解剖をやったときに「だからドイツ人は…..」という反応が大きかったのですが、やはり強制収容所で囚人の皮膚からランプのカサを作る神経をもった国民にして初めてできる技か、という感想は否めません。私は欧州のある国で、ドイツ人(女性)が、英国人(女性)に「あんたなんか、ガス室送りになればいいんだ!」とわめくのを聞いたことがあります。ぶったまげてしまいました。