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(回答先: 日本における即物的人体認識の不足を嘆く医学側を利用? 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 12 月 12 日 20:48:21)
「人体の不思議展」は日本では2回目の全国巡回のはずです。
私はこの展示を3〜4年前に一度見ました。遺体標本は樹脂で処理されており、ほとんどプラスチック模型のようでした。
様々な形に加工された人体が展示されていました。
例えば、人体を薄くスライスしてボンレスハム状態のもの、脳を取り出して抱えて重さを実感できるようにしたものなどで、多くは模型のようで元々生きて生活していた人とは想像しがたいものでした。
ただし、子供の遺体だけは胸に詰まるものがあり、正視するのがつらかった記憶があります。
主催者側は「主旨」の中で、
>人体標本を通じて「人間とは」「命とは」「からだとは」「健康とは」を来場者に実感していただき、その人体標本が「自分自身である」との共感を得ることを、本展覧会の主旨とします。
と謳っていますが、その目的を達しているとは言えないと思いました。