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(回答先: サマワで求職デモ、オランダ軍発砲で負傷者も イラク [asahi.com] 投稿者 ひろ 日時 2003 年 12 月 10 日 06:53:20)
病院や学校の再建そして給水事業という占領支配の民政に協力する自衛隊は、対象事業を自分たちだけでやると言われている。
(誰が“テロリスト”かわからないから、地元住民と一緒に仕事はできないという判断もあるのだろう)
病院や学校の復興という建設事業は地元の人たちにとって貴重な就労口である。
自衛隊がサマワで復興事業を始めたとき、それが自衛隊だけで遂行されるとわかったときのサマワ住民の落胆は容易に推測できる。
地元の土建業者に公共事業を回すことにあくせくしている政治家が多い自民党なら、自衛隊だけで済ましてしまう復興事業が地元民間人になんら貢献しないことくらいわかるはずだ。
東京から来た公務員たちが近づけないように土塁を築いた場所で寝泊りし、昼間町に入ってきて建設事業を行うようなものである。
東京から来た公務員であれば夜の遊びでお金を使ってくれるかもしれないが、攻撃を危惧している自衛隊員はそんなこともしないだろう。
70%を超えると言われているサマワの住民にしてみれば、自衛隊が来なければ自分たちに復興の仕事が回ってきたかもしれないのに分捕られたと感じるだろう。
自衛隊員にしてみれば、危険を覚悟した上にはるばるやってきてイラクの人たちのために復興事業に従事しているという思いになるだろうが、それが感謝されるとは限らないことを理解していなければならない。
自衛隊を派遣するというのなら、武器携行の是非だけではなく、復興事業のやり方もきちんと考えなければ、感謝よりも怒りのほうを多く買うことになる。
※ 武器携行に関する参照書き込み
『同意です』
( http://www.asyura2.com/0311/war44/msg/368.html )