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(回答先: 米政府、自衛隊イラク派遣を歓迎 [読売新聞]【「自衛隊が標的になることは明らか...撤退となった場合のコストは極めて高い」など非政府の論評も】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 10 日 03:34:29)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-00000003-yom-int
【ワシントン=東一真】ブッシュ米大統領と中国の温家宝首相は9日、首脳会談を行い、台湾問題や北朝鮮の核開発問題、貿易摩擦などを協議した。
このなかで、ブッシュ大統領は、台湾の陳水扁総統が実施しようとしている住民投票は「現状の変革を目指す」ものだとして、反対を表明した。
北朝鮮の核問題などで中国の協力が不可欠となっている現状を踏まえ、台湾側に対し、米中関係に悪影響を与える行動に出ないようクギを刺したものだ。
ブッシュ大統領は会談後、記者団に対し「中国でも台湾でも、現状を変革する一方的な動きには反対する」としたうえで、「台湾の指導者の言動は、現状を一方的に変革する意思を示していると見られ、我々は反対する」と発言した。これは、台湾の陳水扁総統が来年3月の総統選に合わせて、台湾の主権と安全を守るための住民投票を行う意向を示したことに対し、米国が反対する姿勢を鮮明にしたものだ。
台湾の独立につながりかねない動きに、ブッシュ大統領が反対を表明したのは初めて。
温首相は、同大統領の発言を歓迎した。
一方、北朝鮮の核問題について、ブッシュ大統領は、「米国の目標は、(北朝鮮の)核計画の凍結ではなく、実証可能で不可逆的な放棄だ」と述べた。北朝鮮は9日、核開発を「凍結」する代わりに、米国に対してテロ支援国リストからの削除やエネルギー援助を求める意向を表明していたが、これを拒否した形だ。
また、米国政府高官によると、温首相はブッシュ大統領に対し、「我々は6か国協議が開催できるところまで達していない」と述べて、北朝鮮と米国などの立場が違い過ぎ、年内の6か国協議開催は困難との見方を示した。
一方、貿易摩擦問題では、ハイレベルの通商協議を来春、開始することで両首脳が合意した。具体的には、1983年に両国が設置したものの形がい化していた「米中商業貿易合同委員会(JCCT)」を閣僚クラスの会議に格上げする形で、貿易問題を包括的、定期的に協議する機関を設置する見通しだ。(読売新聞)
[12月10日13時34分更新]