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(回答先: 外務報道官会見記録(平成15年12月8日) 投稿者 なるほど 日時 2003 年 12 月 09 日 05:42:42)
故奥在英大大使および故井ノ上在イラク大一等書記官への川口賞の授与について
平成15年12月5日
外務省は、本日5日(金)、故奥克彦在英国大使館大使および故井ノ上正盛在イラク大使館一等書記官に川口賞を授与することとした。
「川口賞」は、外務省が活力に溢れた日本外交を展開するためには、外交に従事する職員が高い使命感と意欲を持って職務を遂行していくことが重要であるとの認識の下、国民全体の奉仕者としての強い自覚の下に職務に精励し、模範として推奨するに値する業績のあった職員を表彰することを目的として、川口順子外務大臣のイニシチアブにより昨年10月に創設されたものである。
故奥大使と故井ノ上書記官は、第2回川口賞(8月28日表彰式)の際に、個人部門で選考委員会メンバーの圧倒的な推薦を得て受賞が内定していたが、その際は、御両名より「受賞は光栄だが、任務が完了しておらず、今回は辞退したい」との申し出があり、表彰を見送った経緯があった。
御両名は、イラク復興支援という任務のため、極めて厳しい環境の中で、外務公務員としての自覚と責任の下、リスクを恐れず強い使命感を持って職務を遂行された。その功績は極めて大きく、外務省員の模範とすべきものであるため、今回授与することとしたものである。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/15/rls_1205f.htm