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【ベルリン=菅野幹雄】シュレーダー独首相、シラク仏大統領、ブッシュ米大統領の3カ国首脳は16日、フセイン元大統領の体制下でイラクが抱えた多額の対外債務の相当規模を削減することで合意した。主要債権国会議(パリクラブ)の枠組みで2004年の実現を目指す。イラク戦争や戦後統治で対立した米と独仏による初の本質的な連携確認で、復興事業への独仏参加にも道を開く可能性がある。
仏独首脳は同日、米国のイラク対外債務担当特使のベーカー元国務長官とそれぞれ会談し、削減容認を表明した。独首相府報道官が同日夜(日本時間17日早朝)、三首脳の合意を盛り込んだ共同声明を発表した。
声明は債務削減の理由について「イラクに自由で経済的に健全な国家を築く機会を与える基本となる」と説明。来年パリクラブで「相当な規模の削減」で合意ができるよう3カ国が協力するとしている。削減率は「関係するグループの合意で確定する」とパリクラブの調整に委ねる姿勢だ。 (11:28)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20031217AT2M1700O17122003.html