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イラク2外務省職員殺人事件・電網捜査本部設立宣言と現時点における作業上の仮説提出
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投稿者 木村愛二 日時 2003 年 12 月 07 日 21:40:19:CjMHiEP28ibKM

イラク2外務省職員殺人事件・電網捜査本部設立宣言と現時点における作業上の仮説提出

国際的にも非常に重要な、この殺人事件に関して、日本国内では、この事件の捜査を担当する警視庁公安部外事3課が、「遺族」を人質にして、情報公開を拒んでいる状況下、ここに、独自の電網捜査本部の設立を宣言し、捜査員の有志の参加を募る。

もっぱら自薦によって電網捜査本部長に就任する私、木村愛二は、問題点を簡略に列挙し、現時点における作業上の仮説を、有志の電網捜査員一同だけにではなく、一般市民にも広く提示し、証拠の整理と収集、議論、協力を求める。

事件の捜査の基本は、可能な限りの証拠を収集し、仮説を立て、その仮説が成立しなければ、次の仮説を立て、次々に新たな仮説の可否を議論し、検討し直し、必要があれば追加の証拠を収集し続け、これを繰り返して、事件の真相に迫るものである。

まずは、有志の電網捜査官諸氏が、おおよその状況を熟知しているとの前提に立って、検討に値する既存の証拠を簡略に列挙する。

事件の被害者、死者は、日本人の2外務省職員と、レバノン国籍のアラブ人の1運転手、合計3人と報告されている。であるからして、本来、この事件は、レバノン国籍のアラブ人の1運転手を含む合計3人の殺人事件として、報告され、議論されるべきある。

ところが、現在までの報告は、日本人の2外務省職員に関するものばかりで、アラブ人の1運転手に関しては、その存在が報じられているだけで、映像も提示されず、遺体の状態は定かではない。

報告者の多くは、極度のエスノセントリック・ジャップであるために、人種差別の思想が濃厚で、視点の歪みがあることを考慮に入れて、証拠の検討に当たる必要がある。

以下、まずは、2人の遺体、被害者らの乗用車、2人の死体から摘出された銃弾、周辺の聞き込み情報に関して、検討する。

遺体は、上記のごとく、もう1体、運転手のレバノン国籍のアラブ人のものが存在するはずであるが、この問題点を繰り返す。この遺体に関する報告は、いまだに、まったくない。

これまでの各種報告によれば、2外務省職員と1運転手、計3人の死因は、銃弾による身体各部の破壊とされており、それ以外の死因の報告はない。

これが、もしも、警視庁の縄張りである東京都周辺で発生した事件であるならば、事件発生の通報と同時に、殺人課員は総動員で現場に急行し、現場周辺の交通を遮断し、周辺の聞き込みを開始し、証拠鑑識を専門とする刑事が遺体を病院に運び、遺体の検屍解剖を求め、現場もしくは、しかるべき場所で、被害者らの乗用車の実地検証を急ぎ行うべきところである。

現在までのところ、銃弾の数が30発という報道があるだけで、車体に空いた穴の鑑識結果は、大きさ、弾丸の突入の角度など、まったく公表されていない。専門的な鑑識が行われたのか否かも、定かではない。

銃弾は、警視庁の国際犯罪担当、公安部外事3課が、大学病院に2遺体の検屍を依頼した際、抜き取って、鑑識、種類の特定をしているはずであるが、「遺族」を人質にして、鑑識結果の公表を拒んでいる。

銃弾の種類の特定により、用いられた銃器の特定ができれば、犯人の特定に役立ち、累犯を防ぐ努力も可能になる。凶悪な犯罪であればあるほど、この鑑定作業は急を要するものであり、捜査の範囲を絞る事も可能になる。

広く協力を求めるべき事件であるにも関わらず、この鑑識作業の進展具合の情報公開が制限されていること自体が、犯罪的であり、事件関係者全体を被疑者として捜査をする基本から見れば、日本国政府の関係者への嫌疑が深まっているのである。

事件現場周辺の聞き込み報告は、伝聞によるものが多く、確定的とは言えない。その他の情報は、米軍関係の情報操作の可能性が高く、一切、採用できない。

日本人の有志の電網捜査員は、各自、身辺の安全確保に留意されたい。

以上のような状況下、電網捜査本部は、証拠の整理、個々の検討を開始する。

これで本日のイラク2外務省職員殺人事件、もとい、レバノン国籍のアラブ人の1運転手を含む合計3人の殺人事件の電網捜査本部の設立宣言と訓辞を終える。有志の捜査員諸氏は、できる限り簡潔に、電網上で各自の意見を述べられたい。

ことの性質上、無断の転送、転載、論評、訳出などは、大歓迎である。

 以上。

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