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(回答先: Re: 親族らから潜伏情報をつかむ賞金授与せず (Mainichi)《フセインの賞金首27億円》 投稿者 百川 日時 2003 年 12 月 15 日 13:18:10)
フセイン氏拘束:
みじめなものだった逃亡劇の終幕
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【ワシントン中島哲夫】フセイン元イラク大統領の逃亡劇の終幕は、みじめなものだった。生まれ故郷に近い、チグリス川の対岸に見える日干しレンガの小屋。その付近の地下に掘った小さな穴に潜んでいたところを、「ネズミのように捕まった」(米軍司令官)という。現地時間13日夜、米軍が展開した「赤い夜明け」作戦の模様を追った。
イラク駐留米軍のサンチェス司令官、作戦を遂行した米陸軍第4歩兵師団のオディエルノ少将の記者会見などによると、作戦は次のようなものだった。
元大統領の所在に関する「決定的な」情報がもたらされたのは13日午前10時50分(日本時間同日午後4時50分)ごろ。元大統領の生家から数キロしか離れていないアッドールの、2軒の家のどちらかにいるという。アッドールはイブラヒム元革命指導評議会副議長の故郷だ。
米軍は、午後6時ごろ、第4歩兵師団第1旅団のヒッキー大佐を指揮官とする600人の急襲部隊を編成し配置。歩兵のほか機甲部隊、砲兵部隊、航空戦力、特殊部隊を含んでいた。大佐が受けた命令は「サダム・フセインの拘束もしくは殺害」だったが、兵士は標的が元大統領とは知らなかった。
午後8時ごろ、急襲部隊は標的の2軒に踏み込んだが、元大統領はいない。「また空振りか」という雰囲気が漂った。その時、近くの壁に囲まれた農家から2人の男が走って逃げた。部隊が2人を捕らえ、元大統領の付き添いと分かったのは後のことだ。
元大統領が潜んでいたのは、2部屋しかない日干しレンガ造りの小屋だった。台所では水がたれ流しになっており、ベッドと椅子がある部屋には新しいシャツや靴下などが散乱していた。
念を入れて小屋の近くの地面敷物をはぐと、泥で隠された部分に発泡スチロール製の軽いはめ込みがある。これを外し、深さ2メートル内外、人間1人がやっと横になれる程度の穴に、男がいるのを確認した。午後8時26分だった。
男は短銃をひざに置いていたが、撃とうとはせず、何の抵抗もしなかった。ひどく戸惑った様子だったが、自分が元大統領であることを認めた。小屋の中からAK47自動小銃2丁と100ドル札で75万ドルの現金も見つかった。
フセイン元大統領の捜索で、米軍が特に狙ったのは元大統領の血縁者や同族の関係者、元ボディーガードなど。こうした人々を拘束し、取り調べた。米軍と米中央情報局(CIA)は、ここ10日ほどの間に元大統領の縁せきにあたる「5〜10人」を尋問し、そのうち一人から最後の「決定的な」情報を得たという。
[毎日新聞12月15日] ( 2003-12-15-11:48 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200312/15/20031215k0000e030041000c.html
尋問ってどのようなものだったんだろう?そんな簡単に"決定的な"口開いたんかいな?
27億円なんて賞金用意出来てあったんだろか。