現在地 HOME > 掲示板 > 戦争44 > 1000.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 「韓国人と知って攻撃か」 イラクで襲撃受けた民間人 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 08 日 17:41:19)
民間企業で働いていた韓国人2名、イラクで死亡 2003/12/02
イラクの首都バグダッドに近いティクリートにて、電柱工事に参加していた韓国電気企業の職員4名が30日、イラクの抵抗勢力の攻撃を受け、2人が死亡、2人が負傷した。
韓国政府が派兵を決定した後、韓国を対象とするテロが発生するという警告が何度もあったが、それが現実化した事故である。
ここ2日間で、日本の外交官2人、韓国企業の職員2人、スペイン情報将校7人、コロンビア人1人など、アメリカのイラク戦争を支援した国の人が続けて殺害された。このような状況の悪化は、韓国の追加派兵にも相当の影響を及ぼすと見られている。
30日に銃撃を受けて死亡したのは、キム・マンス(46)、カク・キョンへ(61)の2人で、イム・ゼソク(32)、イ・サンウォン(42)の2人が負傷した。イ氏は重傷。
彼らはソウルのオム電気の職員で、10月末からイラクに入国し、電柱建設工事を行っていた。この工事はアメリカの企業が発注したもので、オム電気はフィリピン企業と共同で下請け工事に参加した。
彼らはバグダッドにあるホテルに泊まっており、この日も工事のため車に乗って工事現場に向かう途中事故に遭った。事故地点は、29日に日本人外交官2人がイラクの抵抗勢力の攻撃を受けて死亡したところと同じく高速道路上であった。ティクリートはサダム・フセイン前イラク大統領の故郷で、米軍を対象とする抵抗勢力の攻撃が厳しかったところである。
バグダッドの韓国大使館の関係者は、バグダッドにいる韓国人の場合、安全のため大使館が一人一人把握して保護しているが、今回の犠牲者たちは公館に申告せずに現地で活動する中、このような事故にあったと話した。
現在、大使館及び国際協力団の職員、宣教師等、30名がイラクにいると知られている。
この事件は、予想されていた韓国に対するテロ脅威が現実化したことを意味する。「韓国がテロの対象になることはないだろう」という一部の見解には現実性がなかったことが証明された。
29日と30日の2日間で、アメリカのイラク戦争を支援した国の12名が続けて死亡したのは偶然の一致であると見ることは難しい。米軍ではなく、言わば同盟国の軍隊または米軍のイラク戦争を支持及び協調した国々が攻撃の対象になっている。
ロイター通信は「アメリカのイラク戦争を支援した国々がひどい目にあっている」、「これらの国々ではイラク派兵など、アメリカへの支援に関する厳しい討論が行われるのであろう」と報じた。
外信は、サダム・フセイン政権の時に精鋭部隊であったぺダイン民兵隊員が、スペイン情報将校たちが乗っていた車両に背後から近づいて奇襲したと報道した。事前に緻密に計画された攻撃であったいうことである。
日本外交官と韓国企業職員は同じ高速道路上で攻撃を受けた。外見が米軍を含む西洋人とは全く異なり、軍服も着ていない「東洋人」を攻撃したことは、攻撃が計画的であったことを意味する。
日本と韓国はアメリカのイラク戦争に賛成しただけでなく、莫大な資金を支援したことは海外でも広く知られている。日本が自衛隊の派兵を約束して、韓国も3000名の兵力の追加派兵を決定したことは、外信により報道されていたのである。
この事故が韓国政府の派兵決定にどのような影響を与えるかに注目が集まっている。しかし、韓国政府が派兵決定を撤回する可能性は現在では少ないと思われる。
外交官2人が死亡した日本、情報将校7人が死亡したスペインも派兵原則を守るか、イラクから退く意思がないことを明らかにした。
しかし、派兵反対論者の派兵撤回要求はさらに大きくなる見込みである。韓国の市民団体はアメリカのイラク戦争は名分も実利もないと言って反対してきた。
韓国政府はイラクの再建と人道的な支援のため、「工兵」または「工兵を主として歩兵を混ぜた部隊」を考慮していた。この部隊に含まれている歩兵は、部隊の保護及び現地イラク軍と警察を訓練する任務を遂行して、直接な治安活動はしないと知られていた。
政府はアメリカに支援、再建中心の3000名部隊案と3800名規模の特定地域担当部隊案を提示、協議してきた。この2つの案の中、後者が有力であると知られている。しかし、この事故で派兵部隊の安全のため、歩兵の比率を高くすべきであるという主張もさらに強くなる可能性がある。
しかし、どのような場合であれ、派兵は韓国に危険を与えるだけである。イラク抵抗勢力は米軍と同盟国軍隊はもちろん、国連や国際赤十字社も攻撃してきた。このような攻撃が各国内で反戦世論を高め、アメリカ及び同盟国政府に圧力を加える唯一の手段であるためである。
キム・テキョン 12月1日
(OhmyNews)
http://www.janjan.jp/world/0312/0312019007/1.php