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(回答先: 「親米」確保へ巧妙 石油戦略要衝…ブッシュ大統領「最大限の支援」 [sankei.co.jp] 投稿者 ひろ 日時 2003 年 11 月 28 日 20:50:43)
混乱の背景に外国情報機関 シェワルナゼ前大統領と会見
http://www.asahi.com/international/update/1129/003.html
野党勢力の大規模デモで辞任に追い込まれたグルジアのシェワルナゼ前大統領は28日、首都トビリシ市内の私邸で朝日新聞記者らと会見した。大統領は混乱の背景に外国の情報機関がからんでいたとの見方を示し、グルジア情勢が不安定化を増すことに懸念を表明した。
前大統領は、議会選挙で政府側による不正があったとする野党の抗議行動や混乱がここまで拡大するとは「全く予測しなかった」と語った。
抗議行動が3週間で全国規模に広がった理由として、「外国の情報機関が私の退陣を周到に画策し、野党勢力を支援したからだ」と述べたが、「外国」がどこかは明確にしなかった。
汚職体質を糾弾されたことについての質問には「汚職はどんな国にもある」と答えた。
野党勢力については「私が流血を好まない政治家だと知っており、彼らは最初から強い姿勢で談判した」。23日夜、前大統領に面談して退陣を迫ったサアカシュビリ、ズバニア両氏を「私が育てた政治家だ」と才能は認めつつ、「急進的な政治手法に危うさを感じる」と評した。
さらに、野党の大統領候補になったサアカシュビリ氏に「いつまでもポピュリスト(大衆迎合者)のままでは国家指導者は務まらない」と苦言を呈した。
旧ソ連外相として冷戦の終結の立役者の一人だった前大統領は、グルジアで政権を担当した11年間で11%の経済成長を成し遂げ、石油パイプライン建設で戦略的要衝の地位を築いたと自賛。この政変が「グルジアの不安定化と国際的な地位低下をあおらないか、心配だ」と語り、アジャリア自治共和国などの分離・独立運動に拍車がかかる危険性が増したと指摘した。
自身の今後については「もう政治活動はしない」と引退を強調した。 (11/29 10:31)