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(回答先: 「親米」確保へ巧妙 石油戦略要衝…ブッシュ大統領「最大限の支援」 [sankei.co.jp] 投稿者 ひろ 日時 2003 年 11 月 28 日 20:50:43)
グルジアの野党勢力筋は27日、シェワルナゼ前大統領が野党側に詰め寄られ最終的に辞任を決断した、23日夜の大統領公邸での談判の様子を明らかにした。
シェワルナゼ氏と対決したのは野党「国民運動」代表のサアカシュビリ氏。ロシアのイワノフ外相と、野党勢力からサアカシュビリ氏、ザバニア氏(暫定政権の首相にあたる国務相に指名)も加わった。
なかなか辞任の意思をはっきりさせない大統領に、サアカシュビリ氏は最後通告としてこう切り出した。「あなたには二つの選択肢がある。ドゴールになるか、チャウシェスクかミロシェビッチのような末路を選ぶか。どちらですか」。
ドゴール仏大統領は国民投票の敗北を認め退陣した。ルーマニアのチャウシェスク大統領は処刑され、旧ユーゴスラビアのミロシェビッチ大統領は逮捕された。
シェワルナゼ氏は絶句し、3年前も司法相に抜擢(ばってき)したサアカシュビリ氏を見返した。数分の沈黙のあと、「辞任しよう。私は殺されてもいい。だが家族の安全だけは保証して欲しい」
それを聞いてザバニア氏が涙を流し、大統領を抱擁した。サアカシュビリ氏も「あなたに苦痛を与えて悪かった。許してください」と大統領に謝り、ほおにキスをしたという。
大統領はこのあと、官邸の外で記者団に「ダモイ(家に帰る)」と弱々しくつぶやいた。 (11/28 20:04)
http://www.asahi.com/international/update/1128/008.html