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(回答先: 中区で外務省のタウンミーティング 川口順子外相と400人の市民が参加 /広島(毎日新聞) −例によって呆言垂れ流し。 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 27 日 01:06:12)
「イラク」「核軍縮」で川口外相と激論/広島 '03/11/23
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▽400人参加 被爆者から不満も
外務省のタウンミーティング「平和のための日本外交」が二十二日、広島市中区のアステールプラザであった。被爆者たち約四百人が参加し、イラク復興支援や核軍縮をめぐる日本の外交姿勢について川口順子外相と意見を交わした。
会場から十人が質問。イラク戦争を支持した政府の姿勢について「これまで大量破壊兵器は見つからず、大義のない戦争だった」「米国の言いなりの追随外交」など批判的な意見が目立った。
川口外相は「現時点で大量破壊兵器がないとの結論は出せない」「自由や民主主義が共通しているため、日米の考え方が似ている点は多い。決して言うなりではない」と反論した。さらに外相は「イラクに平和と繁栄が訪れなければ、世界はテロに負けたことになってしまう」と強調し、自衛隊の派遣など復興支援策への理解を求めた。
米国の核の傘の下にありながら核兵器廃絶を訴える政府の姿勢に関して川口外相は「現実の社会は核兵器を廃絶できる状況にない。日本の安全保障を考えると、核抑止をなくしていいのか」と日米同盟の重要性を強調。同時に「ヒロシマ、ナガサキを人類共通の経験にしていくことが使命だ」とし、被爆国として国際社会に核軍縮を働きかける意欲を示した。
このほか、東アジアでは冷戦は終わっていない―との認識を示し、日朝関係については「対話と圧力」により、拉致問題も含めた包括的な解決を図る姿勢を示した。
質問した被爆者武田靖彦さん(71)=安芸区=は「あいまいな答えが目立ち、信念が伝わってこなかった」と不満そうだった。川口外相はタウンミーティングに先立ち、原爆慰霊碑に献花し、原爆資料館を見学した。
▽外相「確認できず」 イラク劣化ウラン弾「汚染」
川口順子外相は二十二日、広島市中区であったタウンミーティング終了後に会見し、中東地域で相次ぐ大規模テロについて「卑劣な行為で、許容できない。脅威に感じて(復興支援の要員を)引き揚げれば、テロリストの思うつぼにはまっていくだけだ」と強調した。
イラクへの自衛隊派遣をめぐり、候補地の南部サマワなどが劣化ウラン弾で汚染されている懸念については「報道が正しいかどうか、把握していない」とし、派遣時期については「状況を慎重に見極めて適切に判断する。安全に十分な注意を払う」と従来の見解を繰り返した。
米国が小型核兵器を研究開発する動きについては「研究であり、開発や生産ではないことを(米政府に)確認した。いろいろな懸念は米国に伝えている」と述べた。
【写真説明】日本の平和外交に関し、川口外相(壇上右から2人目)が被爆者たちと意見を交わしたタウンミーティング
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03112305.html