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小沢一郎は嫌いだが、何か波乱を呼びそうである。
以下は、転送の転載なり。
2003/ 11/ 27 Vol 001
小沢一郎メールマガジン
http://www.ozawa-ichiro.jp./
◇夕刊フジ連載 「剛腕コラム」165回◇
「横路会談でハードル1つ越えた」
今週月曜日(二十四日)、僕と横路孝弘・民主党副代表らが会談したこと
が、新聞やテレビで話題となっている。今回はこの話について書きたい。
民主党はマニフェスト(‖政権公約)でも分かるように、自民党よりはるか
に明快な政策論を展開している。ただ、もう一歩のところであいまいさが残る
ため、小泉純一郎首相や自民党にあげ足を取られてしまう。
「『安保政策』で完全に一致」「お互いに署名」
特に、安全保障問題については狙い撃ちされている。自民党内もまったく意
見集約されていないにもかかわらず、マスコミは合併政党ゆえか「民主党内に
は安保政策で意見の相違がある」などと書き立てる。
これはわが党が乗り越えなければならないハードルだ。国民に対して「民主
党は自民党のようないい加減な政党ではない。ぜひ政権を任せてほしい」と訴
える以上、安保政策も明快にしなければならない。
総選挙後、横路氏の方から「食事でもしながら懇談しよう」という連絡が
あったとき、僕は「ただの食事会や懇談ではなく、安保政策をきちんと話そ
う。一昨年に内々で合意した『国連中心主義』について詰めよう」といって応
じた。
「自民党より政策明快」
会談の結果、僕と横路氏は、
1.自衛隊は憲法九条の理念に基づき専守防衛に徹する
2.地域安全保障体制を確立する
3.国連平和協力は国連を中心に行う。自衛隊と別組織の国連待機部隊を作り、
国連決議等に基づき派遣する
4.国際連合改革にリーダーシップを発揮する などで完全に一致した。
これは文書にもして、お互いに署名もした。党内外から「最も意見が違う」
とみられる二人が一致したことは画期的なことだ。これで自民党やマスコミも
誹謗中傷できなくなる。菅直人代表以下、執行部は党の安保政策をとりまとめ
やすくなったはずだ。
小泉自民党のような、その場しのぎのいい加減な安保政策ではなく、政権交
代を掲げる民主党として、ポスト冷戦時代の国際社会におけるわが国のコスト
負担のあり方を踏まえた、明快な安保政策を打ち出すべきだろう。
最後に、一部マスコミは政策論で文句を言いながら、いざ、われわれが政策
について詰めていくとそれを取り上げず、「党内ギクシャク」「執行部が警
戒」などと政局レベルの与太話に終始している。あきれてものが言えない。党
内の同志諸君も読者の方々も、こんな程度の低い記事に惑わされることはな
い。
夕刊フジ 木曜日連載のコラムより転載
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