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エルドアンは襲撃事件でのアルカイダの役割について自問する。
トルコの首相、レセプ・タイプ・エルドアンは昨日(23日)「イスタンブールの襲撃事件でアルカイダが関わっていたか100%確かではない」と言明した。「しかしこの襲撃には宗教的動機があることは確かだ」とつけ加えた。
トルコにあるイスラム過激派の電子情報交流サイト?(Electron libre−−「阿修羅」みたいなものか)で、アブドゥラマン・ディリパックは慨嘆する。「何も分かっちゃいない。これらの襲撃の背後にいるのはアメリカ人なんだ」と、イスラム原理主義の日刊紙『ヴァリク』の論説委員であるディリパックは論評する。昨日の『ヴァリク』は「CIAとモサドは何と言う悪魔なんだ!」という大見出しを掲げていた。
その分析とともに裁判沙汰でも有名な知識人である彼は、『ヴァリク』の最新号を応接間の絨毯に広げて、「アルカイダは、トルコのヒズボラやIBDA=C(イスラム大東方攻撃隊・戦線−−今回と5日前のユダヤ教会堂双方の襲撃に関与したとされている)と同様、西欧の秘密機関とトルコの諜報部にすっかり取り込まれ、組織されている」と断言する。
ユダヤ教会堂と英国の資産に走る爆弾が投じられた後、モサドの赤い布切れを打ち振るのは、一人ディリパックのみではない。右翼イスラミストから左翼急進派まで、陰謀論議が盛んである。それはヤンキー帝国主義を糾弾する何千ものデモ隊の横断幕に掲げられ、メディアに広まり、街のカフェで語られている。
陰謀論の著名な専門家であるファルク・ブリュットは「この1週間に数限りないインタビューを受けた」と語る。彼にとってはすべてが明瞭だ。「アルカイダはモサドとCIAに操られて攻撃を実行した。襲撃の狙いは、トルコをテロと闘う世界の最前線に近づけようとすることだ。問題は、この国が、米国とイスラエル以外の国と同盟関係を模索するのを妨げることにある。そして、クルド共和国の設立を妨害するというこの国の最重要課題を変更することなのだ」
そして証拠は?それはない方が都合がよい。
(以下、記事は「トルコ人にはこんな凶悪なことはできない」といったような街の人の反応を紹介しているので、省略)
http://www.lefigaro.fr/international/20031124.FIG0041.html