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(回答先: 「イラクに行きたい」首相が族長子息との会談で(読売新聞) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 06 日 05:14:12)
「日刊ゲンダイ」(12月6日号)3面
見出し:「利用された」「報道もおかしい」
小泉首相と会談したイラク指導者の怒り
反米、反自衛隊派遣の立場なのに、官邸は“地ならし”演出
記事内容:
「<前略>
小泉は「イラク国民のための復興支援は日本、世界のためにも大事だ」と自衛隊派遣の必要性をPR。自衛隊の安全確保策などについて意見交換したと報道されているが、リカービ氏周辺から「小泉内閣に利用された」「話が違う」と怒りの声が上がっているのだ。
「リカービ氏は反米、反ネオコンで有名なイラク民主化の指導者です。当然、米国追随で決めた自衛隊のイラク派遣にも大反対で、先月パリで開かれたシンポジウムでは『日本が軍隊を送ってもイラク復興には全く役立たない』『民主化に悪影響を与える』とハッキリ言及していた。それが小泉首相との会談で、あたかもイラク国民が自衛隊派遣を望んでいるかのように伝えられたと怒っているのです。首相の演出をタレ流した大マスコミにも、記事の訂正を求めて抗議しています」(事情通)
<中略>
「リカービ氏はイラク南部の部族リカーブ族長の息子で、イラク開演前は民主的臨時政府の首相に推薦されていました。リカーブ族は陸自が派遣されるサマワのあるムサンナ県に影響力を持っている。自衛隊の安全確保にワラにもすがりたい首相が協力を取り付けたいと思ったのは間違いありません。しかし、リカービ氏の怒りを買い、官邸の思惑と逆になりそうです」(NGO関係者)
いかにも政治的パフォーマンスに長けた小泉らしい策略だったが、リカービ氏はきのう(4日)予定されていた川口外相との会談をキャンセルした。」