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「イラクに行きたい」首相が族長子息との会談で
小泉首相がイラクへの自衛隊派遣後、自らのイラク訪問を検討していることが5日、明らかになった。
イラク南部の部族のリカーブ族の族長の子息で民主化運動に取り組むアブドル・アミール・アル・リカービ氏と3日に会談した際、首相はイラク南部を訪問したいとの意向を示した。イラク戦争後、外国首脳のイラク訪問は、最近では11月下旬のブッシュ米大統領の例があるが、首相訪問の環境が整うかどうかは自衛隊派遣後の現地の治安などの情勢次第だ。
関係筋によると、首相はリカービ氏との会談で、「イラクに行きたいと思っている」と述べ、具体的な入国ルートなどについて意見交換したという。首相のイラク訪問は、11月27日(現地時間)のブッシュ大統領のバグダッド訪問以前から、首相周辺を中心に内密に検討されていた。陸上自衛隊の先遣隊をイラク南部のサマワに派遣し、自衛隊によって入国ルートと現地の安全が確保され、訪問の環境が整えば、陸自本隊が派遣される前にサマワなどイラク南部を訪問するという構想だ。
首相が先頭に立って、テロに屈せずにイラク復興に取り組むという日本の姿勢を国際社会に示すと同時に、自衛隊の安全確保に対する国内の懸念を払しょくする狙いがある。
訪問時期については、当初、年末年始から来年1月の通常国会召集までの間を念頭に置いていた。しかし、陸上自衛隊の派遣が当初予定よりずれ込む可能性があるため、再検討が迫られる状況となっている。(読売新聞)
[12月6日3時6分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000101-yom-pol