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(回答先: 柔軟迅速な米軍構築強調(共同通信) − イラクについて、精密誘導弾などの最新兵器を用いたことから「罪のない人々の犠牲を最小限にとどめた」と自己評価 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 23 日 04:02:24)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031122i116.htm
【ワシントン=菱沼隆雄】米国防総省は、ラムズフェルド国防長官が大統領と議会に提出した2003年の国防報告を公表した。
報告は、イラクやアフガニスタンでの戦争を教訓に、迅速に行動できる機動力のある軍を目指すべきだと指摘。海外駐留米軍の再編を検討していることを確認すると同時に、海兵隊については「2時間以内に世界中のあらゆる地域に攻撃部隊を輸送できる能力を取得できるよう検討している」と明記した。
報告は20日付で、対テロ戦に勝利するためには、「急激な変化に対応できる柔軟性と機敏さが必要」などと指摘、兵員輸送力を強化すると同時に、新型兵器を実戦配備する必要性を強調した。
また、米軍の新たな国防戦略の目標を、<1>米国の防衛<2>友好国と同盟国の安全保障<3>重要な地域での侵略と威圧の抑止<4>重複する2つの主要な紛争で勝利し、そのうちの1つの紛争では体制変更や占領の選択肢を保持――などに置くとした。
一方、米軍の「挑戦」として、<1>対テロ戦争に勝利する<2>2010年までに直面するであろう脅威に備える<3>それ以降に直面する脅威に備え軍の再編を継続する――という3つの点を同時並行に実施することだと定義した。
海外駐留米軍については、「海外に常駐、もしくは交代で駐留する軍をどう再編するかを、即応性や情報収集能力、同盟国の貢献などを勘案しつつ再考している」と改めて強調。世界各地の同盟国や友好国と、「将来的に適切なパートナー関係を構築するべく安全保障上での協力関係をさらに改善しつつある」とした。
また、ミサイル防衛を、「米本土と海外駐留米軍を防衛する主要な装備」と位置付け、今後とも推進していく意向を強調した。
(2003/11/23/00:48 読売新聞 無断転載禁止)