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(回答先: 小泉さんの「判断ミス」の責任を問う 投稿者 縄文人 日時 2003 年 12 月 04 日 23:28:05)
もう1個、小泉さんを批判していました<笑>。
せっかくですので、それも再録させていただきます。
(なんか、同じような内容で気が引けますが…)
…………………Creative Space より……………………………………
「行かせた人に責任がある」
たったいま「小泉批判」をしたあとで、新聞に目を通すと、
「行かせた人、重く受け止めよ」という見出しが目に入りました。
これは、河野洋平衆院議長の発言です。
「重く受け止める」べきものは、いうまでもその「責任」であり、
要するに、衆院議長もまた「行かせた人の責任」を問うているのです。
まずはさっそく、発言の一部をご紹介しましょう。
「首相官邸、政府を含め、国民一人ひとりが、
2人の死を本当に我が身のことと思って受け止めるか、
まだそういう感じではないのかが大事だ。
『全くありえない』と思っていて起きたのなら『運が悪かった』となるが、
ほとんどの人が『あるかもしれない』と思っていただけに、
イラクに行けと言った人、イラクで仕事をさせた人は、
相当重く受け止めないといけない」
小泉さんは昨日の発言で、
「自衛隊に死傷者が出たらどう対応するか」の質問に対して、
「死傷者が出ないように、万全の態勢をとっていきたい」
と答えました。
いつものことながら、これでは全く質問の答えになっていません。
「万全の態勢」をとれば、死傷者がでるはずがない。
またもやこんな詭弁を使って解答をはぐらかしているのです。
本当にこのことを真剣に悩み考え抜いた責任者なら、
「私の判断ミスの責任をとり、首相を辞任する」
というのが本当ではないでしょうか。
ぼくの推測するところでは、
もしも自衛隊に死傷者が出たとしたら、
ますます「テロに屈してはならない」と声高に叫び、
「ここで退いたらテロリストの思うつぼ」と煽動し、
ますます「状況」を見誤って「判断」が狂っていくような気がします。
何度も言うように、小泉さんは「状況」などほとんど考えず、
「判断」などせず、ただブッシュだけを見ているからです。
なるほどブッシュはアメリカの大統領ですが、
ブッシュとアメリカの世論が、どんどん乖離してきているのに……です。
その意味で、河野衆院議長のこの言葉は、意味があると思います。
盟友の加藤さんも、イラク戦争支持の誤りと自衛隊派兵反対を表明しています。
このような「状況変化」がまだ見えないとしたら、
盲目のリーダーに率いられる日本は、それこそお先真っ暗です。
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=150