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(回答先: 小泉「問題ないと決断」が2人の死の日本国内の原因、海外利権談合省と改名せよ! 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 12 月 04 日 21:29:37)
小泉さんの「判断ミス」の責任を問う
今日の夜のニュースで、二人の外交官の死に対する、
外相と首相の無責任すぎる言葉を聞いていて、
以前HPにアップしたメッセージをここに再録したくなりました。
……………… Creative Space より……………………………………………
(前略)
これすなわち、ぼくが「状況を良く見た」結果、
「よし、しばらくはイラク問題」を書いてみようと「判断」したわけです。
状況が変わってくれば、当然判断も変わってきます。
それで当然であり、それでこそ「生きたサイト」と言えるでしょう。
小泉首相は、もうずいぶん前からこう言ってきました。
「状況をよく見たうえで、判断する」と。
だったら、お聞きしましょう。
あなた(小泉さん)は、バクダッドが陥落した4月に真っ先に、
殺された二人をわざわざイギリス大使館などから呼び寄せて
アメリカの復興人道支援室(ORHA)に送り込みましたが、
そのとき、「アメリカの占領行政に加担していいのか?」という懸念に対し、
いつもの調子で「問題ない!」と「判断」したわけです。
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/konmei/031201.html
しかし現実に、その二人が殺されてしまった。
つまり、問題がないどころか重大な「問題」が起こってしまったわけで、
その意味で、あなたの「判断」は完全に間違っていたことになります。
「判断」が間違ったのは「状況をよく見て」いなかったということです。
状況分析が間違い、判断が狂ったとしたら、
普通、人はそれを「反省」して、二度と過ちを犯さないように努めます。
ところが昨日のあなたの発言は、
相も変わらず「基本姿勢は変わらない」ということでした。
それだけでなく「テロに屈してはならない」と。
これではまるでテロ退治が日本の使命であるかのような印象を与え、
いまイラクで起こっている「状況」をよく見て「判断」したとはいえません。
ま、いまさらこんなことを言ってみても始まりませんよね。
だってあなたは、最初から「状況」など見ていなかったのだし、
自分の責任で「判断」しようなどとは思っていなかったのですから。
あなたはただ、アメリカの顔色を伺い、その言いなりになってきただけ。
つまりあなたが見ていた「状況」とは「ブッシュの顔色」であり、
あなたの「判断」は「アメリカの家来」の再確認にすぎなかった
といっても決して過言ではないでしょう。
それにしても、あの二人をORHAに送り込んだのは大問題です。
「問題ない」と判断した結果、大問題が起きたのですから、
これは当然、責任を負うべきことであり、
もっと「判断力」のある人に、政権を譲るべきでしょう。
そうしないと、きっともっと重大な問題が起こってくることになるからです。
日本のマスメディアも、このことを徹底追及すべきではないでしょうか。
判断力の鈍いリーダーに、運命を託すことほど怖いことはありません。
鈍いだけならまだしも、間違った判断をするリーダーは致命的です。
今回の事件で本当に考えるべきことは、このことではないでしょうか。
http://www.creative.co.jp/top/main.cgi?m=149