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官房長官「逢沢氏の意見にすぎない」-自衛隊による在外大使館警備 (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=02bloombergec1385907&cat=10
12月2日(ブルームバーグ):福田康夫官房長官は2日午後の定例記者会見で、逢沢一郎外務副大臣が自衛隊による在外日本大使館などの警備活動を可能にするための法改正の検討に言及したことについて、「政府として検討しているものではない。逢沢副大臣が意見として述べられたものだろう」と語り、逢沢氏の個人的見解との考えを示した。「政府の検討」も「私は聞いたことはない」と否定した。
福田長官は、自衛隊による警備活動について「海外での活動ということになるとそれなりの議論が必要だ」と述べ、慎重な議論が不可欠との認識を繰り返した。
一方、日本国内でのテロ発生の可能性については、「国内でテロが絶対ないと断定はできないのは当然のことだ」と指摘。「水際作戦がある。しっかりやるよう指示している。必要に応じて追加的な対応もしていく」と述べ、入国管理に万全を期す考えを強調した。
共同通信によると、逢沢副大臣は同日午前、自民党の外交・国防関係合同会議で、自衛隊が在外日本大使館など警備活動ができるようにする法改正の検討に入ったと報告。川口順子外相も閣議後の記者会見で、政府として取り組むべき検討課題との認識を示した、という。
[ 2003年12月2日17時32分 ]