現在地 HOME > 掲示板 > 戦争43 > 1066.html ★阿修羅♪ |
|
毎日【サマラでの米軍武力衝突 民間人相当数死傷か】
この件では、阿修羅戦争掲示板の報道が圧勝・大手メディアは完敗せり。
わずかに時事通信が追い付いていた。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031202k0000e030074000c.html
イラク:
サマラでの米軍武力衝突 民間人相当数死傷か
【ワシントン中島哲夫】イラク北部サマラで先月30日、米軍と抵抗勢力が起こした武力衝突は、当初の米側発表に多くの情報不足や誤りがあり、実際には相当数のイラク民間人が死傷した可能性もある激しい市街戦だったことが1日、分かった。日本など対米協力国への犠牲拡大と合わせて「泥沼化」の印象を広げている。
米国防総省は1日、イラク駐留米軍のキミット准将がバグダッドで行った同日の記者会見の記録を公表した。それによると、米陸軍第4歩兵師団を中心に戦車8両、装甲戦闘車4両などを備えた総勢93人の部隊は、サマラにある2カ所の銀行の旧紙幣を新紙幣に交換する作業チームの護衛をした。
護衛部隊はこの過程で抵抗勢力から自動小銃やロケット弾などによる波状的な攻撃を受けた。路地、建物の屋上、路上の車などからの攻撃に米軍側は戦車や機関銃その他で猛反撃し、抵抗勢力側の「推定54人」を殺害し、「推定22人」を負傷させた。米軍は負傷した「敵1人」を捕虜にしたが、その他の負傷者や遺体は収容せず、死傷者の全容は明らかでない。
一方、現地からの報道によると、地元の警察官は民間人8人が死亡したと証言。戦車の砲撃で幼稚園が被弾したとの情報もある。攻撃を受けた米軍が相手かまわず射撃、砲撃し始めたので、当初は攻撃に参加していなかった住民も銃を取り、殺傷されたとの証言も出ている。
准将は米軍の攻撃はあくまでも反撃だったと強調する一方、民間人を殺傷したとの情報はないと述べた。ただ、米メディアが伝える現地からの映像によると、交戦地点の周辺の建物に無数の弾痕が残るなど、住民の証言を虚偽とは断定できない状況だ。
また、死亡した抵抗勢力の多くが旧フセイン政権の民兵組織「フェダイン・サダム」の服装だったと当初発表されたが、准将は「いくらかの敵」がそうした服装だったものの、同組織との関係は不明だと述べた。
[毎日新聞12月2日] ( 2003-12-02-14:20 )