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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00001031-mai-int
【ワシントン中島哲夫】パウエル米国務長官は17日、米英占領当局からイラク人への主権移譲の加速化に関連して、国連が「より積極的な役割」を果たすことに期待を示すとともに、新たな国連安保理決議が必要になる可能性を指摘した。国連とともに歩む姿勢を強め、国際社会からの支援を拡大する道を模索しているものと見られる。
パウエル長官はドイツのフィッシャー外相と国務省で会談した後、両者そろって記者団の質問に答えた。
長官は来年夏までにイラク暫定政権を発足させる構想を「新たな計画」と明言し、治安上の懸念があるにしても国連がイラクで「より積極的な役割を果たす」ことを考えるべき時が来たと述べた。米英占領当局のブレマー行政官も国連との協力を切望していると長官は語った。
長官はさらに、米国が主権移譲の計画を実行するうえで新たな安保理決議が必要になるかどうかは「我々が前進する過程で決定する」と述べた。新決議を他国が求めている状況ではなく、米政府が新決議の有効活用を検討していることを反映した発言と見られる。
一方、フィッシャー外相は、イラクへの主権移譲の予定が明示されたことを「極めて重要な前進の一歩だ」と歓迎。「この前向きな進展に我々が出来る貢献をしたい」と述べると同時に、国連の役割にも期待を示した。(毎日新聞)
[11月18日11時23分更新]