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(回答先: 米国防長官「主権国家として判断を」 石破長官、注視し早期派遣 【国暴長官おなり〜】 投稿者 小耳 日時 2003 年 11 月 15 日 17:05:02)
イラク支援、どんな形でも貴重…米国防長官
ラムズフェルド米国防長官は15日夕、東京・赤坂の米国大使公邸で読売新聞との単独会見に応じた。長官は、自衛隊のイラク派遣に関し、「どのような形であれ支援は貴重だ」と述べ、派遣部隊の規模や活動内容にこだわらず歓迎する姿勢を示した。
派遣時期を決められずにいる日本の立場に理解を示しつつ、期待感を表明したものだ。日本政府は、15日にイラクへ出発した専門調査団の報告を踏まえ、基本計画の早期策定などの対応を急ぐ方針だ。
ラムズフェルド長官は、イラク復興支援について、「(日本が)何をやるべきなのか、私は言わない。それぞれの国に違った歴史、憲法があり、属する世界も異なる。それは理解し、尊重する」と述べ、自衛隊派遣に慎重な意見がある日本の立場に理解を示した。そのうえで、地球規模での対テロ戦争に言及し、イラクへの自衛隊派遣についての質問には、「他の国が我々と認識を共有する限り、その支援は貴重だ。どんな貢献をするかは当事者が決めるべきだ」と応じた。
イラクでは、米軍ヘリが襲撃を受けて撃墜されたり、自衛隊派遣を検討している南部のサマワから100キロほどしか離れていないナシリヤで、イタリア軍警察に対する自爆テロが起きたりしている。フセイン体制の残党やテロ組織によると見られ、治安悪化が深刻化している。これに関して長官は、〈1〉生活面での行政サービスの改善〈2〉イラク人への統治権限移譲の加速〈3〉イラク人による治安部隊の増強――などが安定化のカギになるとの見通しを示した。
一方、防衛庁が来年度予算の概算要求にミサイル防衛システムの導入のための購入費など約1400億円を盛り込んだことについて、「良い決定だ」と評価した。
また、弾道ミサイルの脅威にさらされている在日米軍基地の防衛について、「日米の投資、協力により、双方に利益となる防衛が可能になる。日本も在日米軍(の防衛)もだ」と述べた。在日米軍基地防衛を自衛隊のシステムに委ねる可能性があるとの考えを示したものだ。(読売新聞)
[11月16日3時7分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031116-00000101-yom-pol